
いよいよ迎える運動会や試合当日。
「がんばれ!」と
精一杯声をかけたい気持ちと同時に
「どう応援すれば子どもの力になるだろう?」と
悩むこともありますよね。
実は、当日の“応援の言葉”に加えて
子どもの気持ちを整え
自信を引き出す「問いかけ」がとても効果的なんです。
今回は、運動会・試合当日に
子どもの心に届く「ベスト質問」をご紹介します!

■ なぜ“質問”が応援になるの?

応援とは、ただ励ますだけではなく、子どもの「自分で考える力」や「心の準備」を引き出すことでもあります。
問いかけによって、子どもは自分の中にある思いに気づき、前向きな気持ちで本番に臨めるようになるのです。
■ 当日の朝におすすめの質問

●「今日、一番大事にしたいことって何?」
→ 自分の意識を一点に集中させ、緊張が和らぎます。
●「終わったあと、どんな気持ちでいられたらうれしい?」
→ ゴールのイメージが自然とやる気につながります。
●「自分らしくできたなって思う時って、どんな時?」
→ 成功のイメージが整い、本来の力が発揮しやすくなります。
■ 会場に向かう道中や直前におすすめの質問

●「これまででいちばんがんばった練習って、覚えてる?」
→ 努力の積み重ねを思い出し、自信につながります。
●「どんな応援があると、うれしい気持ちになる?」
→ 親の応援スタイルも子どもに合わせることで、安心感が高まります。
■ 終わったあとにおすすめの質問
●「今日、いちばんよくがんばったのはどの瞬間だった?」
→ 結果ではなく、過程に目を向けて自己肯定感を育てます。
●「次に挑戦するとしたら、どんなことを意識したい?」
→ 前向きなふり返りにつながります。
■ 声かけのコツ

・“がんばって”だけに頼らない
→ 子ども自身の気持ちを引き出すことで、本番への意欲が高まります。
・「失敗しても大丈夫」という安心感を伝える
→ 緊張や不安が強い子には「楽しんできてね」などのやわらかい声かけが◎
・応援の形は子どもに合わせて
→ 声援が力になる子もいれば、見守ってくれるだけで安心する子もいます。
■ 最後に
運動会や試合当日は、子どもにとって大きなチャレンジの場。
その大切な日を、親の“問いかけ”と“応援”で、子どもが自分の力を最大限に発揮できる時間に変えてあげましょう。
「今日はどんな自分でいたい?」
そんなひと言が、子どもにとって最高のエールになるかもしれません。
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