
試合が終わったあと
子どもが見せる笑顔や、悔し涙。
その一瞬一瞬には
たくさんの気持ちや経験が詰まっています。
そんな大切な時間を
ただの「おつかれさま」で終わらせず、
感動や学びを親子で“分かち合う”ことが
子どもの心の成長につながります。
今回は、試合後の「感動をシェアする質問」についてご紹介します!
■ なぜ「感動をシェアする質問」が大切なの?
試合は、勝敗だけでなく、挑戦・努力・仲間とのやりとりなど、心が動く瞬間の連続です。
それを誰かと共有することで、気持ちが整理され、記憶として深く残ります。
「がんばったね」と伝えるだけでなく、問いかけることで、子ども自身の口から“感動”を引き出すことができるのです。
■ 感動をシェアするおすすめの質問例
●「今日の試合で、一番うれしかった瞬間はいつ?」
→ 成功体験を再確認することで、自信が育ちます。
●「いちばん心が動いた場面ってどこだった?」
→ 感情を振り返ることで、表現力と自己理解が深まります。
●「仲間のプレーで“すごい!”と思ったのは?」
→ 他者を認める力や、チームワークを大切にする気持ちが育ちます。
●「今日はどんな気持ちで試合に出ていた?」
→ 緊張・期待・悔しさなど、内面の動きを言葉にする習慣がつきます。
●「またやりたい!って思った瞬間はあった?」
→ 次へのモチベーションが自然と高まります。
■ 声かけのコツ
・結果よりも“気持ち”にフォーカスする
→ 「楽しかった?」「どこが印象に残った?」と感情を引き出すように。
・無理に聞き出さない
→ 話したくないときは「また話したくなったら聞かせてね」でOK!
・親自身も感動を伝える
→ 「ママも最後のプレーに感動したよ!」と、素直な気持ちをシェアすることで、子どもも話しやすくなります。
■ 最後に
試合のあとこそ、子どもが感じた“感動”を言葉にできる大切なチャンスです。
それを一緒に分かち合うことで、ただの試合が「心の成長の場」に変わります。
ぜひ、「今日の試合で一番心が動いた瞬間って、どこだった?」と聞いてみてください。
その一言が、親子の絆を深めるきっかけになります。
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