子どもの「忘れる力」を引き出そう。
子ども達の
サッカーの試合を見ていると、
ひとつのミスをきっかけに
ミスがミスを呼び
負の連鎖が止まらない事があります。
最初に
ミスをしたことが
原因ではなく、
もしかしたら
「やっちゃった!」
「しまった!」
という否定的な気持ちを
引きずってしまったことが
原因かもしれません。
決定的な場面で
シュートを外してしまった。
前の試合で
やってはいけないミスをした。
監督に怒られて
嫌な気持ちを感じてる。
試合中のミスや失敗の記憶は
僕らの頭の中を
否定的にし、
本来持っているはずの
力を出せなくしてしまいます。
試合で本来持っている実力を
最大限に発揮するために
大切にしたいこと。
それは
忘れること。
一流と言われる選手は
こうした「忘れるチカラ」を
持っています。
大事なペナルティキックを
外してしまった後に
いつまでも悔しがっていては
なかなか実力を
発揮することはできないですし、
自分の感情をコントロールすることに
つとめている野球選手は
三振してもうなだれてベンチに戻ったり、
バットを叩きつけて
悔しがることはありません。
PKを外してしまったこと。
三振をしたこと。
その事実を受け止め、
気持ちを切り替えて
次の行動をうつすかが
とても大切です。
イヤなことは10歩
あるくあいだに忘れる。
ータイガー・ウッズ(プロゴルファー)
PKを外してしまった。
それは事実。
そんな選手にはぜひ、
「この後、どうしたい?」
と問いかけてあげましょう。
「僕はこの試合勝ちたい!」
「そうか。
じゃあ、そのために何ができるかな?」
失敗を受け止め、
子ども達が自分で気持ちを切り替える
きっかけをあげましょう。
>>> どうやって気持ちを切り替えますか?