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やる気を持続させるには
どうしたらいいのでしょうか?
外からの刺激が
やる気を引き出すには
とても大きな要因だといわれています。
具体的には
ご褒美や、勝利などの目標です。
外的報酬をきっかけに
一瞬にして
やる気を引き出すことができます。
しかし、それを継続するのは
とても難しいことです。
持続的にやる気を育てるためには
内発的な動機付けも大切です。
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やる気を高める方法の1つに
「外からのきっかけ」を活用したものがあります。
「シュート決めたら焼き肉を食べに行こう」
「宿題やったらゲームやっていいわよ」
「100点取ったらご褒美あげる」
といったように、
外からの刺激によってやる気が高まるもので、
褒められることや認めてもらえること、
プロ選手の報酬も外からのきっかけによるやる気です。
これらの「外からのきっかけ」によるやる気の良いところは、
一気にお水が沸騰するかのように、やる気がグンっと一瞬で高まるところ。
さっきまでぐだぐだと寝そべり、
練習をする気を微塵も感じさせなかった子どもも
「練習にいったらご褒美あげる」
などの一言で、
一気にやる気を見せることがあります。
けれど、
一方で良くないところは、
やる気が続きにくいところにあります。
また、
外からのやる気には
「与えられた報酬はどんどん高める必要がある」
という特徴があることを知っておく必要があります。
一瞬のやる気なら誰でも持てる。
けれども、持続性のあるやる気は深く認識したものだけに宿るのである
ー 野村克也
「この前は、得点を決めて焼き肉だったから、
今度はお寿司がいいな」
「この前は、まわるお寿司だったから、
まわらないお寿司が食べたいな」
「お寿司は飽きちゃったから、
そんなのではやる気にならないよ」
これはあくまでも例えですが、
一度受け取った報酬は、どんどん要求度が高まっていきます。
テーマパークが
どんどんアトラクションを増やすように、
僕たちはいくらあっても満足ができない生き物なのかもしれません。
外からのきっかけによるやる気の良いところを
改めてお伝えすると、
・即効性があること
・ドンっとエネルギーを生み出しやすいこと
・短い期間での目標に向かって効果的
です。
けれど、
そればかりに頼ってしまうと、
やる気を高めるために、どんどん刺激を強めないといけません。
外からのやる気のきっかけは、
子どもたち選手をより観察し、適切なタイミングで届けましょう。
◎ポイント
・外からのやる気は一気にエネルギーが高まる(外発的動機付け)
・一方で、やる気が続きにくい
・与えられた報酬はどんどん高める必要がある
◎まとめ
- 外部の刺激や報酬は、やる気を瞬時に高める。
- 外部から刺激によって起きたやる気は、継続しない傾向がある。
- 報酬に慣れてしまうことで、報酬の要求度を高める傾向がある。
- やる気を高めるために、外部の刺激を適切なタイミングで活用しましょう。
- 外部からの刺激が内発的なやる気につながるよう、バランスを取るべき。