■ 頭を使って疲れる選手になろう。
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近くにある公園の
水たまりに落ちてしまった
サッカーボール。
子どもの手足の長さでは
届きそうで届かない絶妙の距離に
落ちてしまい、
その子どももお母さんも大騒ぎ。
どうするのかなー?
と、観察していました。
すると、
優しいお母さんがスッと
ボールを網で拾い上げ、
子どもはまたボールを蹴ることに
夢中になっていました。
かわいい我が子が困っていたら
放っておけないですよね。
それだけ、
子どもがどんな行動をするか、
じっと待ち、見守り、
気づきを促すことは難しい。
けれど、
もしスポーツの試合中であったら、
僕ら大人が助けてあげることは
できません。
ですので、
日々の日常生活や
練習中から「考える」トレーニングを
させてあげることが大切です。
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頭を使うことで疲れるような
選手になりなさい。
というのを常日頃から
言われていました。
ー 遠藤保仁(日本代表サッカー選手)
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「どうしたらボールとれるかな?」
アイデアを引き出す
問いかけをしてあげれば、
子どもたちは一生懸命に頭を使い
考えはじめます。
たとえ「取って!!」
と言われてもここはガマン(笑)
極端ですが、
試合中に
「僕の変わりに決めて!!」
と、言われて、
ゴールを決めてあげるような
ものですからね(笑)
気づきや学びは
体験から生まれます。
子どもたち選手の
考える機会をつくりましょう。