相手の価値観を知ることで、より良いチームをつくる方法

 

年を重ねると、私たちは自分の人生で大切なものや価値観が固まってきます。
その中でも、「軸」という考え方は重要な役割を果たします。

軸とは、周囲を見渡す際の基準や、決断する際の指標となるものです。
しかし、人それぞれ軸は異なります。

そのため、他人との関係がうまくいかなくなることもあります。
そのような場合は、相手の価値観を尊重し、対話を深めることが重要です。

日常生活で相手との共通点を探し、理解し合うことが、良好なチーム関係を築くための重要な要素です。

 

 

歳を重ねるほど、
僕たちは自分の「軸」がかたまってきます。

 

「軸」とは、
大切にしたいことや価値観、
周りを眺めているときの基準や決断するときの基準となるものです。

 

  • 「これはいいな」
  • 「これは素敵な考えだな」
  • 「ちょっとこれは嫌だな」

 

 

自分が大切にしている軸に合う人がいれば、

 

  • 「この人は素晴らしい!」
  • 「なんて素敵な人なんだ!」
  • 「この人とはとても気が合う!」

 

と賞賛し、

 

反対に軸から外れた人がいれば、

 

  • 「あの人は理解できない」
  • 「ちょっと違うとおもう」
  • 「考え方が合わない」

 

と批判したり否定してしまいがちです。

 

チームには多様な人がいる

 

当たり前ですが、
人それぞれ大切にしている軸はことなります。

 

軸が違うということは、
異なる価値観を持っているということ。

 

チームをよりよくしたいとするならば、
まずは
相手の軸に立って物事を見つめてみることがとても重要です。

 

 

 

相手は自分と同じだという誤った思い込みが人間関係を難しくする。
自分と同じ点もあるかもしれないが多くの点で異なっているのだ。
ージョン・グレイ(心理学者)

 

 

人と人の関係がうまくいかない時を
ちょっと思い返してみましょう。

もしかしたら、
相手に自分の価値観をわかってもらえないことに怒りを感じ、
相手を憎んでしまうことからはじまることもあるかもしれません。

 

まずは、
自分と相手は
違う価値観を持っていることを尊重する
こと。

子どもが10人いれば、
10人が違う価値観を持っていますし、
僕たち大人とも異なるものを持っています。

 

だからこそその上で、
さまざまなキーワードをもとに対話を深めることが、
チームの人間関係を円滑にしてくれます。

 

「どんな料理が好き?」と料理の話題を広げ、
「どうして?」と問いかければ、
その料理が好きな理由や背景を知ることができます。

 

映画を観たあとに
「どんなところが印象に残った?」と話す時間をつくれば、
相手の大切にしている価値観に触れることができるでしょう。

 

子どもに、
どんなときにスポーツに楽しさを感じる?と問いかければ、
なぜ、スポーツをしているのかといった理由を知ることができるはずです。

 

 

 

より良いチームをつくっていくためには、
まず日常生活の中で、子どもたちや相手との価値観を共有し、
関係性を育みましょう。

 

 

◎まとめ

  1. 人は歳を重ねるほど自分の「軸」がかたまる。
  2. 「軸」とは、大切にしたいことや価値観であり、決断するときの基準になる。
  3. 人それぞれ大切にしている軸は異なり、軸が違うと異なる価値観を持っていることになる。
  4. 相手の軸に立って物事を見つめ、価値観を尊重することが重要である。
  5. 日常生活の中で、相手との価値観を共有し、関係性を育むことが大切である。

 

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