「もっと褒めてあげたいけど、うまく言葉が出てこない…」
「いいところを見つけたいけど、当たり前に思えてしまう」
「わざとらしく聞こえないかな…?」
――そんなふうに思ったことはありませんか?
「褒めるのが大事」と言われても
いざやろうとすると難しく感じるもの。
でも実は、“うまく褒めようとしなくていい”のです。
今回は、褒めるのが苦手な人こそ
知ってほしい、シンプルで自然なコツをご紹介します。
■ 褒めるのが苦手なのは、悪いことじゃない
まずお伝えしたいのは、
「褒めるのが苦手=関心がない」わけではないということ。
むしろ、「ちゃんと見ているからこそ言葉に慎重になる」「安易な言葉にしたくない」という気持ちがあるから苦手に感じることも。
つまり、「褒めるのが苦手」という人は、子どもをよく見ている人でもあるのです。
■ 「褒めよう」としないほうが、うまく伝わる
褒めようと思うと、ついこう考えてしまいませんか?
すごく上手な言葉じゃなきゃ…
他の子と比べてどうか気になる…
いつも同じ言い方になってしまう…
でも、褒め言葉は“賞賛”じゃなくてもいいのです。
たとえばこんなふうに、「見てるよ」の気持ちを伝えるだけでも、子どもは嬉しいもの。
🔹「最後まであきらめなかったね」
🔹「昨日より時間がかからなかったね」
🔹「それ、自分で気づいたんだ!すごいね」
🔹「コツコツ続けてるの、ちゃんと見てるよ」
結果ではなく、過程や工夫、変化に目を向けて言葉にする――
それが、心に届く褒め方のコツです。
■ 「気づいたこと」をそのまま伝えるだけでOK
褒め言葉を考えるより、**「気づいたこと」「感じたこと」をそのまま伝える」**くらいの気持ちで大丈夫。
🔸「今日は自分から準備してたね」
🔸「前より丁寧に書いてるなって思ったよ」
🔸「ちょっとずつ自信ついてきた感じがするね」
このくらいの一言で十分です。
完璧な言葉を探すより、“あなたをちゃんと見てるよ”という安心感が、子どもには何よりの励ましになります。
■ 自分の言葉で「一緒に喜ぶ」
「えらいね」「すごいね」だけじゃなく、
“一緒に嬉しくなる”言葉もおすすめです。
たとえば…
🔹「できたときの顔、すごくいいね!」
🔹「それ見てたら、こっちまで嬉しくなったよ」
🔹「がんばってたの知ってたから、私も嬉しい!」
**共感を言葉にするだけでも、それは立派な“褒め”**です。
無理に持ち上げなくても、自然な喜びはしっかり伝わります。
■ 最後に
「褒めるのが苦手」と感じる人ほど、子どもの変化や努力に気づく目をもっています。
大切なのは、「ちゃんと見てるよ」「気づいてるよ」と伝えること。
うまく言おうとしなくても、そのままのあなたの言葉で大丈夫です。
今日の会話に、こんな一言を加えてみてください👇
「それ、前よりも自分でできるようになったね」
その一言が、子どもにとって**“自信の芽”になる褒め言葉**になりますように🌱✨
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