🔵 子どもがミスしたとき、どう声をかけてる? 🔵

テストで答えを間違えた。
忘れ物をしてしまった。
練習で失敗した。
大切な場面でうまくいかなかった。

――そんなとき、あなたならどんな声をかけますか?

つい、「どうして間違えたの?」
「なんでちゃんとやらなかったの?」と
責めるような言葉が出てしまったり、
あるいは、何と言っていいかわからず
沈黙してしまったりすることもありますよね。

でも、ミスの場面こそ
子どもの“心の育ち”にとって大切なチャンスなんです。

今回は、子どもがミスしたときにかけたい言葉と
その関わり方のヒントをご紹介します。

■ ミス=「ダメなこと」じゃない


まず大切にしたいのは、
「ミス=失敗」ではなく、「経験」や「学び」につながるものとして受け止める視点です。

子ども自身も、失敗したときにはすでに落ち込んでいたり、
「怒られるかも」と不安な気持ちでいっぱいだったりします。

そんなときに、「また?」「ちゃんとしなさい」などの言葉が返ってくると、
自信ややる気が一気にしぼんでしまうことも…。

だからこそ、**ミスしたときの“最初の声かけ”**が、とても大切なのです。

■ ミスしたときの声かけ例


🔹「そっか、うまくいかなかったんだね」
→ まずは気持ちを受け止めてあげましょう。正解より共感が先です。

🔹「どこが難しかった?一緒に見てみようか」
→ 問題を一緒に“振り返る”スタンスで関わることで、責めるのではなく支える関係に。

🔹「ここまでやったこと、ちゃんと見てるよ」
→ ミスの前までにがんばっていたことにも目を向けましょう。

🔹「うまくいかないこともあるよ。次にどうするかが大事だね」
→ 未来に目を向ける言葉が、子どもに前を向く力を与えます。

■ 大人だってミスする。だからこそ…


子どもがミスをしたとき、
「どうしてこんなことに…」とガッカリしたり、イライラしたりするのは自然な感情です。

でも思い出してみてください。

大人だって、うっかりミスをすることはありますよね?
そしてそんなとき、「何やってるの!」と責められるより、
「大丈夫。次があるよ」と言われた方が、力が抜けて前を向けるはず。

子どもにも、そんな“安心感”を届けられる存在でありたいですね。

■ ミスを力に変える関わり方

ミスの場面では、責めるよりも「振り返り」と「気づき」を促す声かけを。

🔸「次はどうしたらいいと思う?」
🔸「同じことが起きたら、どうしたい?」
🔸「何ができてたら違ったかな?」

こうした問いかけは、自分で考え、学び、選ぶ力を育てていきます。
そして、ミスを「失敗」で終わらせず、「成長」のきっかけに変えていけるのです。

■ 最後に

子どもがミスをしたときこそ、
その子の「これから」を育てる絶好のチャンス。

今日の会話に、こんな一言を加えてみてください👇
「ミスしちゃったね。でも、大丈夫。ここからだよ」

その言葉が、子どもにとって
“失敗を恐れず、またチャレンジしていく勇気”につながりますように🍀✨

 

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