何のために?目的がはっきりするとやる気が高まる!

小学生からのメンタルトレーニング

何のために?目的がはっきりするとやる気が高まる!


夏休みの宿題がなかなか終わらない。
試験前なのに集中して勉強できない。
サッカーの基礎練習が楽しくない。
つまらない勉強や練習をさせられている、
と感じた時は、
子ども達の胸の中は、
「楽しくない!」
「やりたくない!」
という気持ちでいっぱいです。
子どもがやりたくない!
という言葉を口にしようものなら、
「勉強は大事なんだよ!将来バカにされたくないだろ!?」
「基礎練習をしっかりやらないやつはゲームなしだ!」

と頭ごなしに言ってしまい、
「わかってるけどさぁ・・・」となってしまう。
これでは単なる押しつけで、
子どもの抱えているモヤモヤは
永遠にそのままになってしまいます。

なんで勉強してるんだっけ?


僕が関わらせて頂いている中学生たちはそろそろ定期試験。
中学3年生の子は、特に大事な試験です。
そうした状況でもなかなか集中できない。
という子どももたくさんいます。
そんな時は、
「なんのために勉強するの?」
と問いかけるようにしています。
なんのために?
と問いかけることによって、
「やらされている」から「やっている」へ
主体的に勉強の意味、価値を見つけることができます。

答えはすべて「いいね」で受け止める


この質問をすると
子どもからどんな答えがかえってくるでしょう。
「親がやらないと怒るから」
「コーチがやれって言うから・・」
という
答えがかえってくるかもしれません。
たとえこうした答えが返ってきても、
「何言ってんだ!お前のためにやってるんだろう?」
否定しては子どもはさらにふさぎこんでしまいます。
どんな質問もそうですが、
答えはなんでもOK、いいね!で受け止めます。
ダメな答えはありません。
なぜなら、
質問をきっかけにコミュニケーションを広げることが
できるからです。
僕らは人の表面的な答えで、
その人を判断してしまおうとする傾向があります。
しかし、子ども達の本当の答えは、
心の奥底にあることがおおくあります。
「確かに!(笑)やれって言ったね(笑)!
それ以外に何のために勉強してるの?」
いったん答えを受け止めて
さらに考えてもらうことで自主的な答えを
生み出してくれる可能性があります。
「いい学校に行くため」
「おーなるほど。いい学校ってどんな学校?」
「サッカーが強くて、校舎がきれいなところ」
彼にとっては校舎がきれいも大事なポイントらしいです(笑)
こんな会話もありましたし、
小学生の子どもは、
「宇宙飛行士になるんだよ!
だからそのためにたくさん勉強しなきゃなんだよ」
と答えてくれました。

今の勉強が将来に結びつくんだ

ということがわかると、
やる気が高まります。
サッカーノートもそうですね。
プロサッカー選手も書いてるし!とか、
「コーチが書いて出せ!って言うから」という気持ちではなく、
「なんのために書いてるんだっけ?」
と自分に問いかける事のできる選手は
グングン伸びて行きます。
ときには、
子どもによっては「わかんなーい」という答えが
かえってくることもあります。
それも正解。しばらくたって、「このまえの質問だけど・・・」
と教えてくれる子ども達もたくさんいます。
大切なのは、自分のやっていることには意味があるんだ。と
考えること
です。
こうした質問によって、
勉強やサッカーに対するポジティブな思考を育み、
その子らしい地図を描けたらいいなと、思っています。
>>>何のためにやっていますか?

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2012年9月17日 しつもんメンタルトレーニング講座
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