
体験を学びに変える振り返り
練習の終わり、
試合の終わり、
1日の終わり。
その時間の経験や体験を、
そのままにせず、
次に活かすために大切なこと。
それは、
振り返りの時間をつくること。
勝った試合も、
負けた試合も、
練習でも授業でも、
体験を振り返ることで、
次に活きる「学び」に
変えることができます。
けれど、
ただ単純に振り返りの時間を
作ればいいかというと、
そうではありませんよね。
そこで本日は
振り返りの時間を
より質の高い時間にするために、
大切にしたい4つのポイントを
お伝えしますね。
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振り返りの時間で
大切にしたい4つのポイント
1. うまくいったことを探す
2. 改善点を見つける
3. 改善策・行動を引き出す
4. 信じる
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1. うまくいったことを探す
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「今日の試合でうまくいったことは
どこだろう?」
振り返りの時間を、
よりポジティブなエネルギーで
進めるためにも、
選手自身が感じた「うまくいったこと」を
引き出すことが大切です。
特に負けた試合の後の振り返りは
反省の時間だけで終わってしまいがち。
どんな大差で負けてしまった試合の中にも
前向きな要素は必ずあるはずです。
うまくいったところを探しましょう。
2. 改善点を見つける
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「もうちょっとこうすれば・・・
と感じたことは何だろう?」
試合を振り返ってみると、
「あの時、こうしてれば・・」
という場面がたくさん浮かびあがります。
まずは、
そう感じた要素をたくさん
思い出してみる。
一見、簡単なミスであったとしても、
なぜ、そのミスが起こったのか?
という視点まで深く探してみましょう。
3. 改善策・行動を引き出す
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改善点が見つかったら
効果的な問いかけの出番です。
効果的な問いかけの代表は
「どのようにすれば(HOW)?」
「どのようにすれば
よかったと思う?」
子どもたち選手に
HOWで問いかけることによって、
選手本人から、
改善策やアイデア、
行動を引き出すことができます。
4. 信じる
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選手から具体的な行動がでてきたら、
あとはその言葉を信じてあげること。
僕ら大人は
今までの経験から、
ついつい「こうしたら?」と
たくさん提案してしまいがち。
もちろんそれも大切ですが、
人は人から言われたことは
なかなか行動に移すことができません。
子どもたち選手の
言葉を信じて見守りましょう。
ぼくは一試合一試合振り返っています。
まとめてふり返ることはしません。
ー イチロー(メジャーリーガー)
本日は、
知識や体験を学びに変える
振り返りのポイントをお伝えしました。
ぜひ、
子どもたち選手と
実践してみてくださいねっ。
>>>体験を学びに変えていますか?