金メダリストの未来を現実化する方法

こどもを伸ばす【質問】の授業。

未来をいまに連れてくる

以前、失敗するな!と言うと、子どもが失敗する理由。という
記事の中で、脳は【否定のコトバ】を理解することができないという
ことをお伝えしました。
負けたくない」と思った瞬間、
頭の中では「負ける姿」をイメージしてしまいますし、
失敗しないようにしよう」と思った瞬間、
頭の中では「失敗している姿」をイメージしてしまいます。
イメージしたことを人は無意識に
現実に起こそうと選択し、行動するので、
実際に起きてしまう事がたびたびあります。

金メダリストの未来を現実化する方法

ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級で
日本人として48年ぶりの金メダルを獲得した
村田諒太選手。
中学生時代は人と群れることを好まない
一匹狼タイプで、
1年生の3学期に髪を金色に染め、
上級生に目を付けられケンカを起こすことも
多かったそう。
しかし根っからの悪童ではなく、
当時の担任だった先生は、
「外見で勘違いされていましたが、
弱い者をいじめたり、
自分からけんかを売るような子じゃありませんでした。 」
と当時を振り返っています。
そんな村田選手が金メダルを獲得した後、
あるTV番組で自宅の様子が
映し出されました。
生活感溢れる一面が放送される中、
冷蔵庫に視線が集まります。
そこには
金メダルをとりました。ありがとうございます。
という1枚の紙が貼ってありました。
金メダルをとる前から
「金メダルをとりました。ありがとうございます」
です。
最初にお伝えした通り、
僕らの脳は否定のコトバを理解することができません。
そして、もうひとつ。
脳は「過去・現在・未来」の時間軸を
理解することができず、
いま起こっていることとして判断してしまうそうです。
幸せな過去を思い出せば、脳はそれが今、
現実に起こっていると錯覚します。
反対に幸せな未来を思えば、
それが現実に起こっていると錯覚します。
金メダル取れたらいいな。
ではなく、
金メダルをとりました。ありがとうございます。
と自分に伝える。
夢は全国優勝です!
ではなく、
全国優勝しました。ありがとうございます。
と自分に伝える。
本当に金メダルをとった時の自分の感情を
イメージし、疑似体験しながら。
そうすることで、
選択が変わり、未来をつれてくることができます。
ぜひ、選手といっしょに
手にしたい未来を現在形に置き換え、
ありがとうと伝えましょう。
>>> どんな未来を手に入れたいですか?

お知らせ 

 
更新時に直接届くメールマガジンの登録はこちらから。  
  パソコンの方は
こちらからどうぞ。 (携帯の方はこちらから)

にほんブログ村 サッカーブログ サッカーコーチ・技術へ


ぜひあなたのSNSでシェアしてください!