
「ほめられて嬉しそうでした」
人には無意識のうちに、
目の前の人や相手の悪いところや
できていないところを見つけようとする
習性があります。
ですので、
意識していないと
子どもたち選手の良いところを
見つけることができません。
「うちの子は積極性が足りない」
「ゴール前で、
いつもパスを出すんですよ」
けれど、
子どもたち選手の良いところを
認めてあげることは
僕ら大人の大事な役割です。
子どもにとって、
コーチや指導者の方に
認めてもらえることはとても
嬉しいことですし、
お父さんお母さんに
認めてもらえることは
何よりの喜びです。
部下の褒めるところが見つからないというのは、
褒めるところがないのではなく、
上司がその部下のいいところを
見つけられないだけの話です。
誰が見ても優秀な部下は、
誰でも褒めることができます。
そうではない部下の褒めるところを
見つけられるかどうかで、
上司の力は決まるのです。
ー 中谷彰宏
「チームでは怒られてばかりなので、
良いところを認めてもらえて、
とても楽しそうでした」
認めてもらったり、
ほめてもらえることで、
子どもたちの目は輝きだし、
自分の力を発揮できるようになります。
一方で、
「うちの子はだらしない」
「努力が足りない」
と、欠点ばかり指摘してしまうと、
僕ら大人の顔色ばかり伺うようになり、
自分の力を発揮できなくなってしまいます。
「良いところはなんだろう?」
「どんな成長があっただろう?」
子どもたち選手の
良いところに目を向けましょう。