スペインのコーチに学ぶ効果的な指導法

いつもお読み頂き、
本当にありがとうございますっ!!
本日は、
スペインのコーチに学ぶ効果的な指導法
についてお伝えしますね。


いつ、何を伝えるか?

 
昨日、買ってきたばかりの
リング型のおなじドーナツが2つ。
「よし、今日食べよう!」
と心を躍らせ、
いざ、箱を空けてみると、
一方のドーナツに
一口食べた形跡が!!!
そうすると僕らの思考は
「誰だ!食べたやつは!!」
となりますよね。
たとえ、
もう1つのドーナツが
きれいに残っていたとしても、
「すごい!
 綺麗なドーナツが1つ残ってる!!」
と感じる人は
あまり多くないと思います(笑)
やっぱり
「誰だ!食べたやつは!!」
と感じてしまう。
僕らはついつい
欠けているところに
目を奪われてしまいます。
子供たち選手と
関わっていてもそう。
「なんで、あそこで決めないんだ!」
「1人で持っていけただろう!!」
「今の絶好球じゃないか!」
と、できていないところを
指摘してしまいがち。
シュートを決めた選手を見つけても、
褒める言葉はそこそこに
「あそこは違うコントロールを
 すればもっとよかった」
と伝えてしまいます。
それでは、
選手はやる気を継続することが
できません。
今年のはじめ。
スペイン・カタルーニャ州の著名なコーチが
日本で開催した講習会に参加したときのこと。
とても印象に残っていることがあります。
それは、
場を止めて褒めること。
日本の指導は一般的に
トレーニングの中で気になったことがあったら
練習をとめて(フリーズ)、
何が悪かったのか、
どうすればよいのかということを
コーチが選手に教えます。
けれど
彼らは違ったんです。
彼らは
選手が良いプレーをした時に練習を止めて、
「今の君のプレーすごくよかった!」
 なぜ、今のプレーしようと思ったの?
 すばらしい!」
と伝えるんです。
その後で、
チームとして理想としている
プレーがどんなものかを
選手と一緒に考え、
伝え合うんですよね。
そうすることで、選手の目の輝きが
どんどん変わっていくのを感じました。
そして、
フリーズ後はその選手だけでなく
ほかの選手のプレーの質も
格段に良くなっていったんですよね。

 
掃除時間、
僕は「ちゃんとできてるかな?」
と、見張りにいくのではなく、
いいところを探しにいきます。
ー岩瀬直樹(小学校教諭)



僕らはついつい
欠けているところに焦点が
あたる生き物です。
ですので、
ぜひ、うまくいっているところを
意識して探しましょう。
「最近、うまくいっていることは何かな?」
「どんないいところがあるかな?」
うまくいっているところを探せるクセがつくと、
自然とうまくいかないところを
改善したくなるものです。
ぜひ、
選手と一緒にうまくいっているところを
探しましょう。
最近うまくいっていることは何ですか?


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