
- 子どもを怒ったあとに、落ち込んでしまう
- 何度もおなじことを言わないと聞いてくれない
- 怒りたいわけじゃないけど、ついつい怒ってしまう
多くの方からご相談いただくお悩みですが、
子供との信頼関係を築く上で
怒りの感情を上手に扱うことは重要です。
怒りの感情は自然なもので
感じること自体は問題ではありません。
しかし、その感情を
そのまま子供にぶつけると
信頼関係に悪影響を及ぼす可能性があります。
怒りの感情をコントロールし
叱るときのルールを明確にすることが必要です。

「この前は怒んなかったじゃん!なんで今日だけ!」
子どもたちとよりよい信頼関係を築くためには、
怒るときの基準(ものさし)をつくることがおすすめです。
- どんなときに怒るのか?
- どんなときは怒らないのか?
家族やチームにおいて、
怒る時の基準を持っていないと、
大人の気分にあわせて怒られるたびに、
子どもたちは嫌気がさしてしまいます。
怒ると叱るの違い

怒りの感情そのものを抑えることは難しいものです。
喜びや安心感を憶えるのは自然なこととおなじように、
怒りの感情も自然に湧いてきます。
けれど、
その感情をそのままぶつけては、
子どもはびっくりしてしまいます。
- 怒る:感情的に自分のイライラや怒りをぶつけるもの。
- 叱る:相手のためを思いアドバイスをしたり注意をしたりするもの。
また、
怒る時は子どもの人格や存在そのものを否定することはNGです。
- あなたは何度言ってもだめね!
- だからあなたはダメなの!
- お前はいないほうがいい
行動を怒られるだけならまだしも、人格を否定されてしまうと、
何をやってもダメだし、いつも怒られると子どもたちはますます塞ぎ込んでしまいます。

私が生徒を叱るのは、
「怠けたとき」
「人の心と体を傷つけたとき」
「嘘をついたとき」だけです。
ー畑 喜美夫(元高校サッカー全国大会優勝監督)
僕らはついつい感情的になってしまい、
その怒りの感情をそのまま子どもにぶつけてしまいます。
けれど、
それでは一番大切な信頼関係を築くことが
難しくなります。
それを避けるためには「ルール」をつくること。
- どんな時に叱るのか?
- どんな時は叱らないのか?
- なぜ、叱るのか?
を、整理しておくことがとても大切です。
「いつも言ってることが違う!」
と、ならないよう、叱るときのルールをつくりましょう。
◎まとめ
- 子供との信頼関係を築くために、怒るときの基準を設定することが重要。
- 怒る基準を明確にすることが大切。
- 感情をそのままぶつけるのではなく、アドバイスや注意を与えるべき。
- 怒るときは子供の人格や存在を否定しない。
- 感情的にならず、ルールを設けていつ叱るべきか、なぜ叱るべきかを整理することが大切。
5,000人の読者が購読中のメールマガジン!
![]()
無料のメールマガジンに加えて、
講演会やセミナーでお伝えしている子どものやる気を引き出す5つの方法を「誰でもすぐに実践できる」ようにシンプルなかたちでお届けしています。ぜひこちらもお受け取り下さい!
オンラインスクールでさらに学びを深めませんか?
すぐに学びたい!というあなたには、
いつでも、どこでも、好きなときに学べるオンラインスクールを用意しています!
ぜひこちらで学びを深めて、子どもとの関わり方をより良いものにしましょう!
