子どもが自分から動き出す、しつもんとサポート方法

 

子どもたちが
自主練習をするかどうか
命令ではなく
共感と協力のアプローチが大切です。

アイデアを共に練り
目標達成に向けて
具体的なステップを
一緒に考えることが重要です。

子どもたちが自分で決めたことに対して
どのようなサポートが必要かを尋ぬることで
共感を示し、協力しましょう。

 

 

こんにちは、藤代圭一です。

今日は中学1年生の男の子の保護者の方から
ご質問をいただきました。

Q.中1のわが子が自主練するようになるには、どうしたらいいですか?

 

将来の夢を高々と宣言するくせに、
自分から練習しようとはしない。

まず、ここで気をつけたいことは、
「自主練しなさい!」と一方的に伝えること。
(言ってしまいがちですよね!

「宿題しなさい!」とおなじように、
「〇〇しなさい!」と命令しても、
多くの場合において失敗します。

 

返ってくる言葉は、

「いま、やろうと思ったのに」であったり、
「言われたからやるきなくなった」ばかり。

余計にイライラするきっかけに
なるかもしれません。

また、
お母さんが「宿題しなさい!」と伝えれば、
文句の一つもいわず、すぐに動くのも、ちょっと怖いですよね。

 

未来の自分をイメージする時間をつくる

 

まずは、あらためて、
子ども自身が未来をイメージする時間を
つくりましょう。

そのときの問いかけは、

「何でも叶えられるとしたら、何を叶えたい?」

リラックスできる環境で、
子どもが想像力を最大限に発揮して、
イメージを膨らませるサポートをしましょう。

いま行なっているスポーツのことについて、
子どもの言葉として出てこなかったとしても、
無理に聞き出す必要はありません。

「いまは、そのスポーツに意識が向いていない」

というサインでもあるからです。

もし、それでも聞きたいときは、
「サッカーのことはどう?」など、
ちょっと具体的に問いかけてみましょう。

 

理想の未来を実現するアイデアを考える

 

叶えたいことをイメージしたら、
今度はその理想の未来を実現するための
アイデアを一緒に考える時間をつくりましょう。

「サッカー選手になりたい!」

であれば、

「そのために、今週できることはあるかな?」

と問いかけてみましょう。

この質問には2つのポイントがあります。

  • 「今週」
  • 「できること」

 

子どもたちに何ができる?と問いかけると、

「がんばる!」といったような
抽象的な言葉が返ってくることがあります。

 

けれど、
「今週」というキーワードを入れることで、
より具体的な答えが返ってきます。

そして、
「できることは?」と問いかけることで、
「行動」を引き出すことができます。

 

 

 

サポートできることを聞いてみる

 

子どもたちは、
「自分で決めたんだ!」という自己決定感があるものは、
すすんで行動をおこしやすくなります。

そのためにも、
ぼくたち大人が命令するのではなく、
質問を通じて、
頭の中を整理するお手伝いをすること。

そして、

「そのためにお母さんができることあるかな?」

と問いかけてみましょう。

自分で決めたんだから、
最後まで自分でやってほしい気持ちはもちろんですが、

「大好きなお母さんが応援してくれている」

と子ども自身が感じることができれば、
やる気も高まるでしょう。

 

 

ポイント

  • なりたい自分をイメージする時間をつくる
  • そのために、必要なことを想像してみる
  • 今週できることを書き出してみる
  • サポートできることは何があるか聞いてみる

 

◎まとめ

  1. 方的に「やりなさい」と命令するのではなく、自主的に取り組みたいかどうかを尊重
  2. 未来の夢や目標をイメージさせる機会を提供し、どんな人になりたいかを尋ねる
  3. アイデアを一共有するなど、具体的なステップを考える手伝いをする
  4. 自分で決めたことを達成するために、どのようなサポートが必要かを尋ね協力
  5. 自己決定感を尊重し、共感を示し、サポートを通じて協力

 

5,000人の読者が購読中のメールマガジン!

無料のメールマガジンに加えて、
講演会やセミナーでお伝えしている子どものやる気を引き出す5つの方法を「誰でもすぐに実践できる」ようにシンプルなかたちでお届けしています。ぜひこちらもお受け取り下さい!

 

オンラインスクールでさらに学びを深めませんか?

すぐに学びたい!というあなたには、
いつでも、どこでも、好きなときに学べるオンラインスクールを用意しています!
ぜひこちらで学びを深めて、子どもとの関わり方をより良いものにしましょう!

 

 

 

 

>>> ブログの記事をダウンロードできます(PDF)

 

 

 

ぜひあなたのSNSでシェアしてください!