
「自分のカラダと
もっと向き合った方がいいかも
しれませんね」
カラダの疲れを感じ、
治療院に行ったのですが、
先生に「どこが痛いの?」と
聞かれても、
「ここが痛いんです」と明確に
伝えることができなかったんです。
また、
「何パーセントくらいだるい?」
と聞かれても、
「うーん、
一番いいときがどんな状態か
理解していないのでわからないです」
と答える始末。
ちょっとまずいですよね(苦笑)
僕の中では
ちょっとずつダルさや痛みが
蓄積していって、
いつのまにか感覚がマヒしていき、
いま、どれくらい辛いのかが
わからなくなっていたんです。
ですので、
「どれくらいダルい?」と言われても、
「どこがダルい?」と言われても、
「うーん、全部です。」
といった感じ。
これは子どもたちの心の状態も
おなじようなことが起こりえます。
「いま、何が原因で
不安になっているのか?」
「何で困っているのか?」
わかっているようで、
わからないことがたくさんあります。
「なんとなく」不安を抱え、
いつの間にかストレスが蓄積し、
感情のコントロールができなくなったり、
気分がガクンと落ち込んでしまいます。
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美徳とともに穏やかな
精神を育んでいる人は、
自分の心をチェックし、
感情や心の状態と
向き合うことを怠りません。
そうすることで、
心のバランスを保つことを覚え、
さらに穏やかさを深めていきます。
ージェームズ・アレン(哲学者)
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どんなことに不安を感じていて、
どんな場面で緊張し、
どんな場面でプレッシャーを感じるのか。
そうして自分と向き合うことで、
「次はこうしよう」というアイデアを
考えることができます。
毎日、
自分のカラダと向き合っている人は、
今日の自分はどんな状態なのかを
知ることができるように、
自分の心と向き合っている人は、
自分の心の状態を知ることができます。
子どもたち選手と一緒に、
カラダと心に向き合う時間を作りましょう。