環境を見直して集中力アップ!

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子どもたちは自然に興味を持ち、
環境に意識が向きます。

話を聞いてもらうためには、
環境を見直すことが重要です。

勉強や練習でも同様で、
まずは集中しやすい環境を整え、
興味を引くツールや例を使い、
集中力を徐々に磨くことが大切です。

質問を通じて
彼らの興味や動機を引き出し、
学びを促進する工夫も必要となります。

環境やツールを整え、
徐々に集中力を高めることで、
より効果的なコミュニケーションが可能になります。

 

 

目の前に物があれば、
子どもたちはそこに興味が傾き、
自然と触ろうとします。

目の前にボールがあれば触りたくなるものですし、
風船があればいじりたくなるものです。

これは僕ら大人もそうですよね。

ショーケースに素敵なドレスが
飾られていれば足を止めますし、

前から欲しかった時計を目にすれば、
腕にはめてみようと思うものです。

自然な反応です。

これは、子どもたちを前にして
お話をさせてもらう時は特に注意が必要です。

例えば、
話をしている時に上空を
飛行機が飛んでいたら、
自然とそこに意識が向きます。

同じように、
僕が話をしている背にお母さんたちがいれば、
自然とそちらに意識が向いて、
僕の話には耳を傾けづらくなります。

近くにボールがあれば触りたくなりますし、
風船があれば触れたくなるものです。

動くものや大きな音がするもの、
いつも気にしていることに注意が向くことは自然ですし、
子どもらしさだとも言えるかもしれません。

それに対して「今は何の時間だ?」と問い詰めるのではなく、

環境を見直すことで、
話を聞いてもらえる可能性はぐっと高まります。

 

集中する、没頭するという状態を生むには、
精神論ではなく、環境や身体感覚から入っていくのが一番です。
– 齋藤孝

 

これは練習でも勉強でも同じかもしれません。

机の上にゲーム機が置いてあれば、
自然とやりたくなるものです。

勉強中にテレビがついていれば、
頭は自然とそちらに引っ張られますし、

隣で憧れの選手が練習していれば、
自分の練習はそっちのけで、
「見ること」に没頭するはずです。

もちろん、
大人になればどんな状況や環境でも
集中力を発揮する力が求められます。

けれど、
まずは集中しやすいところから。

自転車を乗るときも
まずは補助輪をつけて練習するように、
徐々にステップアップすることで、
大きな怪我を防ぐことができます。

「集中しなさい」と伝えることは簡単ですが、
まずは、「集中しやすい」環境をつくることで、
徐々に集中力を磨いていきましょう。

 

 

 

◎まとめ

  1. 興味を引く具体的なツールや例を使うと良い。
  2. 周囲の環境を見直し、集中しやすい場所を作る必要性を確認。
  3. 子どもたちに「なぜ」の問いかけを通して、自分の興味や動機を引き出すべき。
  4. 集中しやすい状況を整え、学びを促進する工夫が大切。
  5. 環境やツールを工夫することで、徐々に集中力を高めることができる。

 

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