選手の集中力を妨げる要因を考える。
前回、前々回と集中力について
お伝えしました。
■子どものジブン集中力の高め方。
■子どものまわり集中力の高め方。
今回は子ども達、
つまり選手達の集中力を妨げる要因について
考えて行きたいと思います。
集中しなければならないときは、
注意をそらすことがかならず起こる。
-ジョセフ・マーフィー
子ども達に、
「集中できないときってどんなとき？」と
しつもんすることがあります。
「勉強中に話かけられた」であるとか、
「絶対負けられない！」というプレッシャーを感じたとき。
など、さまざまな答えを教えてくれます。
集中力を妨げる４つの要因
集中力を妨げる要因には４つあると言われています。
ひとつ目は、外的雑音。
対戦相手から感じる威圧感や、ヤジなど。
ふたつ目は、外的プレッシャー。
監督から「この試合でミスしたらレギュラーから外す」であるとか、
お母さんから「試合に負けたらごはん抜きよ！」と言われて
感じるアレです（笑）
みっつ目は、内的雑音。
負けたらどうしよう
どうせ勝てない。といったような、
試合に対してのネガティブな思考や、
「あの娘は僕のこと見てるかな？」なんて、
試合とはまったく関係ない事を考えたりする心の中の雑音です。
そして、4つ目は、内的プレッシャー。
PK戦や大事な場面などで「自分が勝負を決めなくちゃ」と
勝手に自分自身にかけるプレッシャーです。
自分がこれら４つの要因のうち、
どれに大きく心を揺さぶられるかを知っておけば、
対策を立てることができます。
集中できているときと、
できていないときの違いは何だろう？
その答えを選手同士が共有し、
解決策を考える事で、
練習や試合中の集中力はグンと高まります。
>>>あなたの集中を邪魔するものは何ですか？
