どんな体験も「メリット」を先に伝えよう。

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子どもたちに体験してほしいことがある。
実践してほしいトレーニングがある。
やってほしいことがある。

そんな時は、
まず、そこに興味を持ってもらうことが大切です。

例えば、
知らないチームと交流し、友達をたくさん作ってほしい
という思いが僕らにあったとしましょう。

そんなとき、どんなアプローチをすると、
子どもたち自ら「やりたい」となるでしょうか?

確認までに、あまり効果が望めないのが、
「いいからやれ」と考えをただ押し付けるスタイル。

そんな弱気じゃ友達できないぞ!
さっさと行ってこい!

もちろん、そうしたやり方でも
積極的にコミュニケーションをとれる選手もいるでしょう。

けれど、多くの場合、
そう言われても子どもたちの気持ちは離れていくばかり。
「もう絶対イヤ」と逆効果にもなりかねません。

ですので、まずは
友達と交流すること。
新しい環境に飛び込むこと。
これらをあらかじめ経験することの「良いこと」を伝えましょう。


部下のやる気がないことを責める前に、
会議自体を楽しい会議に変えることから始める必要があるでしょうし、

なによりも
「参加することがあなたにとって、どれだけメリットがあるのか?」
を伝えることが大事です。
ー竹内義晴

知らない友達と交流すると、
彼らにどんな良いことがあるでしょうか?

その答えを先に伝えてみる。

「宿題することで得られるものは何だろう?」

「練習に参加するとどんな未来が待っているだろう?」

「体験することのメリットは何だろう?」

「将来、日本代表選手になったら、まわりは知らない人ばかり。
 その時に緊張しないように、今からトレーニングだと思って、
 他のチームと交流を経験しておくのも
 いいと考えてるんだけれど、興味ある?

「この体験をするとお互いのことがわかって、
 チームワークがもっと良くなると思うんだ。やってみたいと思う?

子どもたちの答えが
「興味ある!」「やってみたい」ということであれば、
しっかりとメリットが伝わっています。

一方で「やりたくない」ということであれば、
伝え方を工夫する必要がありますし、
そもそも「どんなこともやりたくない気分」なのかもしれません。

頭ごなしにやらせても、
学習効果も高まりませんし、
何より楽しくありません。

子どもたちの「やりたい!」を引き出す
伝え方を工夫しましょう。

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