子どもたちのやる気は「困った!」を発見した時に生まれる。

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日本人成人の読書量は、
月に1冊という成人が最も多く約30%、
全く本を読まない成人も約25%いるそうです。

僕たちは、
どんなときに本を読もうと思うんでしょう?

友人は
読書量が多い方ではないのですが、
一時期、図書館から借りた本が
ボロボロになるほどに読み込んでいました。

結婚式でスピーチを依頼され、
「これは困った!」とお尻に火がついたそうです。

この「困った」が僕らの意識の表面に浮き上がったときに、
「勉強しよう」「練習しよう」という気持ち
生まれます。

たしかに、
子どもたち選手も、

「もっといい選手になりたい」
「もっといい結果を残したい」
「負けちゃって悔しい…」

目の前に浮かんで来た
「困った(課題)」が見つかると、
やる気に火がつき、練習に取り組む姿勢も変わります。

反対に、
この「困った」が表面化してこないと
なんだか練習でも上の空。

練習の目的も意図を
僕ら大人がしっかり伝えても、
右から左へすり抜けて行ってしまいます。

なんといっても己を知ること。
いまの自分には何が足りないのか、どこが弱いのか。
こうしたことを正しく認識することが極めて重要です。
– 野村克也

大切なことは、
僕ら大人の「こうなってほしい」という
期待だけを伝えるのではなく、(期待を伝えるのは大事ですよ)

子どもたち選手が
何に困っているかを知ること。

困っていることを知らずに
「こうしなさい、ああしなさい」と伝えても、
子どもたちの心は動きません。

子どもたちが困っていることは何だろう?

どうすれば、
それを解決するサポートができるだろう?

子どもたち自らが
自分の課題や困っていることを知り、
向き合うことが大切です。

お腹いっぱいの人に、
料理をたくさんご馳走してもあまり喜んでくれないように、

課題を認識していない選手に
トレーニングメニューだけ与えても、
あまり喜んでくれません。

選手の困っていることを
解決するサポートをすることが、
子どもたちのやる気にもつながります。

子どもたち選手の
困っていることを知り、
解決するサポートをしましょう。

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