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誰も見てないから
まあいいか
と思うことって
誰にでもあります。
でも
誰も見ていないけれど
ちゃんとやろう
そういう姿勢こそが
大切です。
まずは僕ら大人が
実践していきましょう。
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よく行くカフェの前には
小さな美容室があります。
そこの美容師さんたちは髪を切り終えたお客様を
必ずお店の外まで出てお見送りしています。
その姿をカフェの窓越しに、
何度も見ているのですが、
美容師さんたちは
必ず2回「ありがとうございました」と
深くお辞儀をするんです。
1回目は
お客様とお別れするとき。
2回目は
20mくらいお客様が歩いた背中に。
髪を切り終えたお客様は
後ろを振り返ってはいません。
でも、
必ず深々とお辞儀をするんです。
「何のために?」と、
思う人もいるかもしれません。
けれど、
その深々とお辞儀をする姿を見て、
僕自身も
「あそこで切ってみようかな」
という気持ちが生まれ、
いつの間にかファンになっているんです。
品質とは、
誰も見ていないときに
きちんとやることである。
ー ヘンリー・フォード
「誰も見てないから手を抜いちゃえ」
そう考え、行動する選手もいます。
その一方で、
「誰も見てないけれど、しっかりやろう」
という選手もいます。
練習中や日常生活の中で、
誰も見てないところでいかにできるかがとても大切です。
もし、子どもたちが
僕ら大人の前でしか挨拶ができなかったり、
行動ができなかったとしたら、
僕ら大人に対する「怖れ」があるのかもしれません。
美容師さんたちのように、
子どもたちの成長と関われることに
感謝を伝えると同時に、
誰も見てないけれどしっかりやろう、と
まずは僕ら大人が実践しましょう。
◎まとめ
- 美容師がお客様に深くお辞儀する姿勢が印象的。
- 見られているか、ではなく自らの感謝を表す姿勢。
- 美容師は、他者に対する気配りや感謝の姿勢を実践している。
- 子どもが大人の前でしかできていない場合もある。
- まずは大人がその姿勢を見せることで、子どもたちへ良い影響を与える。