誰も見ていないときに、いかにできるか。

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よく行くカフェの前には
小さな美容室があります。

そこの美容師さんたちは髪を切り終えたお客様を
必ずお店の外まで出てお見送りしています。

その姿をカフェの窓越しに、
何度も見ているのですが、

美容師さんたちは
必ず2回「ありがとうございました」
深くお辞儀をするんです。

1回目は
お客様とお別れするとき。

2回目は
20mくらいお客様が歩いた背中に。

髪を切り終えたお客様は
後ろを振り返ってはいません。

でも、
必ず深々とお辞儀をするんです。

「何のために?」と、
思う人もいるかもしれません。

けれど、
その深々とお辞儀をする姿を見て、

僕自身も
「あそこで切ってみようかな」
という気持ちが生まれ、
いつの間にかファンになっているんです。

品質とは、
誰も見ていないときに
きちんとやることである。
ー ヘンリー・フォード

「誰も見てないから手を抜いちゃえ」
そう考え、行動する選手もいます。

その一方で、
「誰も見てないけれど、しっかりやろう」
という選手もいます。

練習中や日常生活の中で、
誰も見てないところでいかにできるかがとても大切です。

もし、子どもたちが
僕ら大人の前でしか挨拶ができなかったり、
行動ができなかったとしたら、
僕ら大人に対する「怖れ」があるのかもしれません。

美容師さんたちのように、
子どもたちの成長と関われることに
感謝を伝えると同時に、

誰も見てないけれどしっかりやろう、と
まずは僕ら大人が実践しましょう。

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