
子どもに試合のプレーについて、
終わってから「あの時何を意識してたの?」
「ドリブルにしようと決めた理由は何かあるの?」と
振り返りながら質問するようにしています。
その時に「わからん」「なんとなく」と返答があるときがあります。
いまはそんなとき、質問をより具体的にして(「相手が右に居てたの見えてたの?」とか…)、
思い出せるようにしています。
こういう時、どういう対応をされますか?
ご質問ありがとうございます!
「わからない」
「なんとなく」と子どもたちが答えることはありますよね。
「どこを目的にするか?」のにもよるのですが、
考えるクセをつけることが目的であれば、
答えを期待せず、
質問だけ投げかけていれば、
「いつもお父さんに聞かれること」としてインプットされ、
自然と答えを探す思考が身につくと思います。
子どもたちもプレーに夢中になっていて、
そのプレー自体を覚えていないこともあると思うので、
この辺りは映像を利用するのもいいですね。
「このプレーは良かった?悪かった?」
「どんなこと考えてた?」
「他にも選択肢は浮かんだ?」
「どうすればより良かったと思う?」
と投げかけるのも効果的です。
また、以前の記事ですが、
こちらの記事も参考になるかもしれません。
【まとめ】子どもたち選手からアイデアが出てこないときの対処法
◎ポイント
① わからないもOK
質問をすると答えを無意識に探し出す)
② イメージを共有する
おなじイメージを共有していないと、
子どもたちは何のことを聞かれているのかわらかないこともあります。
ですので、前半10分のドリブルで相手を2人かわしたプレー、など、
具体的に伝え、おなじイメージを共有してから問いかけることも大切です。
もし映像などを撮影していたら、その映像を一緒に見て、
停止ボタンを押して問いかけるとより効果的ですね。
③ 考えをまとめる時間をつくる
夢中になってプレーしていたのでわからないこともあるかもしれません。
このプレーに夢中になっていることは、ある意味、理想的な形なので、
「どうして覚えていないんだ?」「わからないじゃなくて考えろ」と
頭から押さえつけてしまうと、
彼のプレーを制限してしまうことになるかもしれません。
けれど、どうしても考えてほしい。
そんな時は、考えをまとめる時間をつくることがおすすめです。
しつもんをしたら、ちょっと沈黙を作ってみましょう。
10秒、20秒すると、「あ、そういえば」と子どもたちから話し出してくれることも少なくありません。
また、しつもんして「書く」こともおすすめです。
書くことは僕らの頭や心を整理するのにとても効果があります。
3つのポイントを意識しながら、
長期的な視点で関われるといいですよね。
いかがでしたか?
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