質問の答えを「書く」時間をつくろう
どんなに質問をしても、
こどもたちが答えてくれない。
そんなことはありませんか?
質問を活用する上で大切なことは
「質問を通じて、自分と会話する事」
なので、
答えが出て来なくても基本はOKです。
「わからない。」ということが
その子の答えかもしれません。
しかし、
少しでもいいから答えて欲しい
という気持ちはありますよね(汗)
そんな時は、
書く時間を作ってみてください。
反抗期を迎えた中学生の男の子。
将来はバルセロナでプレーすることが夢ですが、
質問に答えてくれない時期がありました。
僕:「最近うまくいっていることはなぁに?」
男の子:「別に・・・」
僕:「なんかあるでしょ(笑)」
男の子:「いや、特にないっす・・・」
信頼関係が築けていない(笑)という
大前提がありますが、
ここに「書く」という時間を加えると
こどもたちは素直に答えてくれるんです。
僕:「いまから言う質問の答えをノートに3つ書いてみてね。
制限時間は1分間。
質問は・・・
『最近うまくいっていることは何ですか?』
よーいスタート♪」
男の子:「・・・・・」
僕:「はい時間ね。じゃあ、そこに書いたことを教えてもらってもいい?」
男の子:「えっと、一つ目は・・・」
といった具合に、
「書く」という行為はとてもパワフルです。
書くことで、
考える時間を作り、
頭の中を整理することができます。
人間は、思い出したり、考えたことを「書く」ことによって、深い認識を持てるようになる。
この「書く」という作業が、自分で自分を知るという、自分自身との対話の中心にある。
-リチャード・H・モリタ
うちのこどもが質問に答えてくれなくて・・・
というお悩みをお持ちでしたら、
ぜひ一度ためしてみてくださいね♪
>> 考える時間を作っていますか?