
多くのお父さんやお母さんが
我が子に自立してほしいと願っています。
自分で考え行動し、困難が訪れても、
自分の力で(他人に協力をお願いすることも含め)
解決に導く力を身につけてほしい。
そのためには、
普段の会話の中で子どもたち選手の
「選択や決断を信じている」という
言葉をかけてあげるのがいいかもしれません。
「あなたがしたいなら、いいよ」
「あなたはそうしたいと思ってるんだね」
「あなたが決めたことなら信じるよ」
そうした言葉をかけられて育った選手は
自分が決断したんだ、という満足感を得て、
お父さんやお母さんに信頼されているという喜びを感じるはずです。
人にものを教えることはできない。
みずから気づく手助けができるだけだ。
ーガリレオ・ガリレイ
僕ら大人が決めたことを
子どもたちにやらせると、彼らは
「やれっていったじゃん」
「本当はやりたくなかったのに」
と人のせいにしてしまいます。
これは子どもたち選手だけでなく、
僕ら大人の仕事もそうですよね。
上司の方から強制的に
押し付けられた仕事はやる気が出ませんし、
成果に結びつかず怒らてしまったとしたら、
「あなたがやれと言ったから」と気分も悪くなります。
自分で決めたことには
やる気や行動がついてきやすくなります。
子どもたち選手の自立の一歩として、
決断を信じる言葉がけを心がけましょう。