
チームで働く上で、時には対立や衝突が生じることがありますが、
それは必ずしも悪いことばかりではありません。
対立があるからこそ、お互いを理解し合い、
より強固なチームとして成長することができるのです。
子どもたちのチームでも大人の会社でも同じで、
些細なきっかけでまとまることもあれば、大きな問題に発展することもあります。
しかし、お互いがしっかりと自分の考えを伝え合い、
衝突を恐れずに立ち向かうことが、チーム力や一体感を高めるためには必要なことなのです。

チームはほんの少しのことで乱れていきます。
それは子どもたちのチームも僕ら大人の会社でもそう。
けれど、
ほんのちょっとしたきかっけでまとまることもありますよね。
対立と和解。
乱れとまとまり。
これをくり返していくことで、
少しずつ団結力や一体感が育まれていきます。
大切なことは、
表面的な仲良しごっこで終わらせないこと。
しっかりと、
自分の考えを伝えあい、
時には真正面から衝突することも、
お互いをわかりあうことには必要かもしれません。
けれど、対立は怖いもの。
誰だって人から嫌われたくないですし、
どう思われているかを気にするものです。
僕ら大人もついつい子どもたち選手のケンカや言い争いに対して、
「しずめよう」「抑えよう」というエネルギーで関わってしまいます。
けれど、
チームとして団結するためにも、
子どもたちがより成長するためにも、
そうしたぶつかり合いこそが大切な要素。
表面的に争いをさけて、当たりさわりなく付き合っていても、
仲が良いふりをしながらストレスを抱えてしまい、
本当の意味で、お互いを理解し合うことはできません。
意見と意見がぶつかり合い、火花が散ることも珍しくありません。
お互いが言いたいことを言うことが大切です。
トヨタは実際にそうしています。議論をしているうちに問題意識が次第に共有され、
部署ごとの垣根を越えてチームとしてベストの選択をすることができるのです。
ー渡辺捷昭(トヨタ自動車社長)
表面的には悪いことに見えたとしても、
その結果、地盤がしっかりしていい状態になります。
これを昔の人たちは「雨降って地固まる」と言いました。
対立や衝突、
ケンカやぶつかりあいという雨が降ることで、
お互いを良く知り、チームの地盤が固まります。
対立や衝突を恐れるのではなく、
力に変えましょう。
◎まとめ
- チームで働く上で、対立や衝突が生じることはよくあることである。
- 対立があるからこそ、お互いを理解し合い、より強固なチームとして成長できる。
- 衝突を恐れずに立ち向かうことが、チーム力や一体感を高めるためには必要なことである。
- 表面的に争いをさけて、当たりさわりなく付き合っているだけでは、本当の意味でお互いを理解し合うことはできない。
- 対立や衝突を恐れるのではなく、その力を変えて、より強いチームを作り上げよう。
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