
「コーチ、歴史好き?」
はじめて会った小学4年生の男の子。
BMXという自転車競技と
おなじくらい歴史が大好きで、
話が止まりません(笑)
「松本城と高島城どっちが好き?」
「この前は浦賀に行ったんだよ!
ペリーだよ!ペリー!」
というような話から、
「織田信長って本能寺の変で
死んでなかったって知ってる?」
というような話まで、
1時間以上に渡って話をしていました。
何がすごいって、
彼の目の輝きが凄いんです。
目をきらきら輝かせて話してくれるので、
聞いているこちらも嬉しくなるくらいでした。
「一生懸命」やってる人は、
「無我夢中」でやってる人に勝てない。
– 為末大
「気がついたら夕方になっていた」
というような経験が
あなたにもあるかもしれません。
「夢中」になって取り組むことが、
いまやっているスポーツの成長を助けてくれます。
そう考えてみると、
僕ら大人ができることは、
「どうすれば、
夢中になって取り組んでもらえるのか?」
という問いの答えを考え、実践すること。
「歴史を勉強しなさい!」
と伝えても、中々勉強してくれませんが、
「どうすれば、
歴史に夢中になるだろう?」
と自分に問いかけてみると、
違った関わりが生まれるかもしれません。
子どもたち選手はもちろん、
僕ら大人も「これが好き」というものには
強制されることなく、
自分から情報を集めようとします。
「24時間続けても
苦でないものはなんだろう?」
「最近、どんなことに夢中になった?」
その中に隠れているヒントを
子どもたち選手と活かしましょう。