一流の選手ほど怖がり

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自信の源になる
心の奥底にあるもの。

それは「怖さ」

かつて素晴らしい戦績を残した
ボクシングヘビー級チャンピオン・マイクタイソン。

そのトレーナーであった
カス・ダマトさんがこんな言葉を残しています。

一流のボクサーほど、
試合の何ヶ月も前からゴングが鳴るまで、
ずっと怖がっているんだよ。

怖いから練習するんだ。

ところが三流の選手は
ゴングが鳴るまでは平気な顔をしていて
ろくな練習もしやしない。

ところがゴングが鳴った途端、
ガタガタ震える。

これが三流の選手だ。

ボクサーにとって恐怖心は
ちょうど火がそうであるように、
あるときは素晴らしい友達であり、
あるときには最悪の敵である。

火をうまくコントロールすることによって、
私たちは食べ物を食べたり、
暖をとることができる。

けれど、
扱い方を間違えて暴れさせてしまうと、

火はすべてを焼き払い、
私たちを滅ぼしてしまいます。

恐怖心という
すごいエネルギーを
上手にコントロールすれば
素晴らしいファイトができる。

僕らは「恐がり」というと
臆病や弱虫といったイメージを持ってしまいがち。

けれど、
誰しもがそうした怖さをもっています。

そのエネルギーを上手にコントロールし、
力に変える手助けをしてあげることが大切ですよね。

本田の男はみんなそうだよ。
臆病者の集まりで、大胆な人間や、
天才的な素材を持っている人間はいない。

臆病だから強がって、下手くそだから練習する。
それをあきらめないで続ける。

今の圭佑があるのは、
とにかくグラウンドにいた時間が長く、
誰よりも練習したからだと思うね。
ー本田大三郎(本田圭佑の祖父)

怖さがあるからこそ、
練習に打ち込み、
不安な部分を徹底的に
トレーニングする目的になります。

子どもたち選手の
怖さや恐怖心を臆病者、弱虫と切り捨てず、

そのエネルギーを自信に変えましょう。

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