個性を解き放て!チームのパワーは多様性にあり

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チームの目標設定において
子どもたち選手の思考は多様であり
大きく3つに分類できます。

それぞれの思考タイプには
独自の特徴があり
チームのバランスを保つためには
相互の尊重が重要です。

チャレンジ思考の前向きな姿勢や
リスクヘッジ思考の慎重さ
バランス思考の調整力が組み合わさることで
チームはより強力になります。

異なる考え方を認め合い
個々の個性を尊重しながら
目標達成に向けて共に成長していきましょう。

 

 

チームの目標を決めるとき、
子どもたち選手の思考は
大きくわけて3つに別れます。

1つ目は「チャレンジ思考」

いままでの経験に左右されず、
もっと高い所を目指したい。

「どうせやるなら優勝を目指そう!」

という選手。

とても前向きで、
直感的に動く子どもたちが
このチャレンジ思考にあたります。

2つ目は、リスクヘッジ思考。

いままでの経験を元に、
達成可能な目標を導きだすタイプ。

どちらかというと
後ろ向きな考え方で
慎重派がこのタイプかもしれません。

3つ目は、バランス思考。

チームのみんなの意見を
尊重する調整役です。

周囲からは
「自分の意見がない」と
見られてしまいがちですが、

チームに合わせることに
喜びを感じる選手がこの
バランス思考のタイプだと
いえるかもしれません。

チャレンジ思考がよくて、
リスクヘッジ思考が悪い。

というわけではありません。

一見、
前向きでポジティブな
チャレンジ思考が良いと
考えがちですが、

こうした選手ばかりのチームですと

「目標を達成するために
 じゃあどうしよっか?」

と問いかけると、

「頑張りまーす!」

と平気で答えます(笑)

チームメイト全員の意見に
しっかりと耳を傾け、
調整してくれる選手がいないと、
チームのバランスは
崩れてしまいますし、

どちらかというと後ろ向きで、
リスクヘッジ思考の選手がいないと、

「負けないために、
 こんな準備をしよう!」

というような、
失敗に備えての対策や
アイデアが出てこないかもしれません。

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選手がエゴや個性を
ぶつけ合わないチームは強くなれない。
ー長谷部誠(日本代表サッカー選手)

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おなじような考え方を
する選手が集まることで、
スムーズに物事を進めることは
できます。

けれど、
チェックに予断のない
慎重派の友人がいることで、
忘れ物をしなくてすんだ経験が
誰にでもあるように、

お互いを認め合い、
ひとりひとりの個性や
考え方を尊重することで、
より逞しいチームに
していくことができます。

「どうしてそう思うの?」

子どもたち選手の考えの
奥にある答えを引き出しましょう。

似た者同士が
集まるチームではなく、

1人1人の
個性を尊重するたくましい
チームをつくりましょう。

 
 

◎まとめ

  1. 子どもたちの思考はチームの目標設定に影響する
  2. 各思考タイプには独自の特徴があり、チームのバランスを保つために重要
  3. 前向きな姿勢や慎重さ、調整力が組み合わさることでチームは強力になる
  4. どの思考タイプもチームには欠かせない
  5. 異なる考え方を尊重し、個々の個性を認め合いながら目標達成に向けて成長する

 

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