
僕ら大人が子どもたちに与える影響は
とても大きなものがあるので、
いつも言葉には気をつけないといけません。
先日、テレビで
「母に言われて嫌だった言葉」
という特集をしていました。
第5位は
「いつまでも面倒見てね」
第4位は
「あなたには幸せになってもらいたいから」
第3位は
「私の言うことを聞いていればいいの」
第2位は
「なんでできないの」
第1位はなんだと思いますか?
第1位は
「あなたのためだから」です。
「あなたのためだから」
と言われてとても嫌だったという方が
非常に多かったのが印象的でした。
この言葉を嫌だったと
感じる背景は人それぞれ違うかもしれません。
けれど、もしかすると、
「本当に?」という疑問が湧いてしまうことが
1つの原因かもしれません。
たとえば会社の上司から
「これは、君のために言っているんだよ」
と言われても、
「本当に?(違うでしょ?)」
という感情が生まれてきます。
本当にそうだとしても、
そう受け取れないのです。
本当に部下のことを思っていたとしたら、
もっと違った関わり方や、言葉の掛け方があるはず。
そこを飛び越えて、
「お前のためだ!しっかりやれ!」
と言われても、
素直にうなずくことは難しいかもしれません。
人の為と書いて、
いつわりと読むんだねえ
ー 相田みつを
僕らが、
幼い頃に両親やコーチから
かけてもらった言葉を覚えているように、
子どもたちも、
僕らの言葉を敏感に捉えています。
気持ちや
やる気を引き上げてくれる言葉もあれば、
心に引っかかり、
不安の引き出す言葉もあります。
言葉はエネルギー。
のちの子どもたちの
自信にも大きく影響します。
「どんな言葉を伝えたら嬉しいだろう?」
「どんな言葉をかけられたら嬉しい?」
子どもたち本人に
直接聞くのもいいかもしれません。
子どもたちの力を引き出す
言葉を意識したいですねっ。