
「やればできるのに、やる気がないみたいで…」
「もっと自分から動いてくれたらいいのに…」
――子育てや指導の場面で
こんなふうに感じたことはありませんか?
実は、子どもの“やる気スイッチ”は
意外なところに隠れていることがあります。
今回は、そのスイッチを見つけて
そっと押してあげるためのヒントをご紹介します!
■ なぜ「やる気が出ない」の?
子どもたちがやる気を見せないとき
それは「怠けている」からとは限りません。
その背景には、次のような理由が隠れていることも。
自分にできるか不安
成功するイメージが持てない
周囲の期待がプレッシャーになっている
「やらされている」と感じている
大人でも、気が進まないことってありますよね。
子どもたちも同じ。「やりたい」「やってみよう」と思えるきっかけが必要なのです。
■ 「やる気スイッチ」は一人ひとり違う
やる気を引き出すポイントは、子どもによって違うということ。
ある子は「できたね!」という言葉にスイッチが入り、
別の子は「これって君にしかできないと思うんだ」と信頼を示されてやる気になる。
また別の子は、「自分で決めた」ことに一番力を出せたりもします。
だからこそ大切なのが、**その子のやる気スイッチを見つける“問いかけ”**なんです。
■ 子どもの「やる気スイッチ」を見つける問いかけ例
🔹「どんなときに『やってみようかな』って思う?」
→ 自分の“やる気の種”を自覚するきっかけに。
🔹「最近、“自分でがんばれたな”って思うことある?」
→ 成功体験を再確認して、再び火をつけるヒントに。
🔹「これ、○○くんならどうすると思う?」
→ 自分の考えを尊重されることで、前向きになれます。
🔹「もし○○が成功したら、どんな気分になりそう?」
→ 未来の楽しさをイメージさせる問いで、行動のエネルギーを引き出します。
■ 声かけのポイント
答えが出なくてもOK
→ 「なんとなく考えてみる」だけでもスイッチが動き始めることも。
小さなチャレンジから一緒に始める
→ 「一緒に5分だけやってみようか?」と寄り添うことで、自信の土台ができます。
“やる気があるとき”を覚えておく
→ あのときどんな声かけをした?どんな場面だった?振り返りが次のヒントに。
■ 最後に
子どものやる気スイッチは
ボタンのように「ポチッ」と押せるものではありません。
けれど、そのスイッチが
“どこにあるか”に気づく問いや関わりは、必ずあります。
焦らなくて大丈夫。
少しずつ、心のドアをノックするような
問いかけを続けていきましょう。
今日の会話に、こんな問いを加えてみてください👇
「最近、“やってみようかな”って思ったことある?」
その一言が、子どもの中の
小さなやる気を目覚めさせるきっかけになるかもしれません🌱✨
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