子どもが「やる気が出ない…」とぼそっとつぶやくとき
保護者や指導者としてどう声をかけるべきか悩みますよね。
「頑張りなさい!」と励ましても
逆にプレッシャーになってしまうこともあります。
そんな時こそ、「質問」が力を発揮します。
子どもの心に寄り添いながら
自然と前向きな気持ちを引き出すための質問術をご紹介します。
🔹 なぜ“質問”がやる気につながるの?
「質問」は、子ども自身に考えさせ、自分の気持ちに気づかせるきっかけになります。
「やらされている」ではなく「自分で選んでやる」状態に近づくことで、内側からやる気が湧いてくるのです。
🔹 おすすめの質問例

GOOD例:
「今、ちょっとだけやってみるとしたら、何から始める?」
→ ハードルを下げて、“小さな一歩”を引き出します。
「どんな時にやる気が出たことあった?」
→ 過去の成功体験を思い出させ、自信を取り戻させます。
「今日はどこまでできたらOKにする?」
→ 目標を子ども自身に設定させ、達成感を得やすくします。
NG例:
「なんでやる気ないの?」
→ 責められていると感じ、心を閉ざしてしまう可能性があります。
「やる気がないならやらなくていい」
→ 放任に聞こえてしまい、本当にやらなくなってしまうことも。
🔹 声かけのコツ
・答えやすい“選択肢”を用意する
「やる気が出ないときは、休憩する?それとも少しやってみる?」のように、選べる形で問いかけましょう。
・「やる気が出ないこと自体」を否定しない
「そんな時もあるよ」と受け止めることで、子どもは安心して話せます。
・やり始めたらすぐに肯定する
小さな行動でも「動けたこと」を認めてあげましょう。「少しでも始められてすごいね」が自信になります。
🔹 最後に
やる気が出ない日があるのは、子どもにとっても自然なこと。
大切なのは、「やる気がない」状態にどう寄り添い、どうサポートするかです。
優しい問いかけで、子ども自身の気持ちと向き合わせ
自分で「やってみよう」と思えるきっかけをつくっていきましょう。
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