どんな質問が子どもを伸ばすかを考える
「質問」には種類があります。
今日お伝えしたいのは
自分の「聞きたいことをを聞き出す力」ではありません。
僕が大切にしている質問の定義は2つ。
それは、
・相手(子ども)の想いを引き出す
・相手(子ども)の行動を引き出す
です。
クイズは答えがありますが、
サッカーにも人生にも
「これが正解!」という答えがありません。
正解がある質問をされると、
間違った答えを出したとき、
答えた子どもはちょっとバカにされた
嫌悪感を受ける場合があります。
どのくらい知っているかどうか試されていると感じると、
人はちょっと嫌な気持ちになりますよね。
そして、正解へ正解へと、
誘導する尋問になってしまいがちです。
育成年代にどんな質問をするか
ゴールキーパーと1対1。
絶対的チャンスを手に入れた選手は
自らのシュートではなく、
後ろから駆け込んで来た仲間にパスをすることを
選択しました。
しかし、
チームメイトはボールを蹴る直前に
地面に足を取られ転倒。
ボールに触れることもできず
大きなチャンスを逃してしまいました。
「なんでシュートを打たないんだ!?」
こう言いたい気持ちは凄くわかります。
けれど、相手は小学6年生。
まだまだ伸び盛り。
これから多くのことを学んで成長して行きます。
この時の問いかけは
子どもの想いや行動を引き出す質問になっているか?
自分が聞きたいだけの質問になっていないか?
子どもに質問をするときは、
子どもの中に答えがあるつもりで
質問をしていきましょう。
あなたの答えは、あなたの中に。
子どもの答えは、子どもの中にあります。
正しい答えよりも、
正しい質問をすることを重要視しなさい。
-カルロス・ゴーン(日産自動車CEO)
>>> どんな質問が子どもの想いを引き出してくれますか?