こんばんは、しつもんメンタルトレーニングの藤代です。
昨日はありがとうございました!
僕自身もとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございます!
改めて、
昨日の内容をお伝えするのと同時に、
子どもたちへの関わりを振り返って頂けたら嬉しいです。
◎昨日の内容は…
テーマ「子どものやる気を引き出す」
・ゴールを決める
・うまくいっていることを見つける(前向きな思考を育む)
・お互いの価値観に目を向ける
・言われて嬉しいことば
・シャンパンタワーの法則
・カウントゲーム
・尋問と効果的なしつもんの違い
・プレッシャーを味方にする
・学びを振り返る
ゴールを決める
「終わったときに、どうなっていたら最高ですか?」
練習や学校の授業の質を高めたいときにとても効果を発揮するのが、この質問です。なんとなく練習をしていては、なんとなくしかうまくなりません。なりたい自分に近づき、成長を積み重ねていくためには、終わりから考えることが大切です。
「30年後はこんな自分になりたい」20年後は…10年後は…というように長期的な目標もあります。それと同時に、3年後、1年後、半年後、というように短い期間の目標もあるでしょう。そして、2時間なら、2時間の練習の目標もあります。その目標を決めるのがこの質問です。「今日の目標は何?」と伝えてもなかなか子どもたちは考えることができません。けれど、「練習が終わったときにどうなっていたら最高?」と問いかければ、子どもたちが考える「最高の姿」を教えてくれます。
うまくいっていることを見つける(前向きな思考を育む)
ついつい僕らは欠けているところばかりに目が奪われてしまうもの。「あれができない、これもできない」「あの人はこんなところがダメ」とできないことに意識が向いてしまいます。そうした考えばかりが頭を支配してしまうと、素敵な所や良い所を見つけられなくなってしまいます。意識して、素敵なところを探すことによって、前向きな思考を育むことができます。
>>>サカイクさんインタビュー記事「短所を見つけたときは、長所も見つけてバランスを整えよう」
お互いの価値観に目を向ける
僕たちは一人ひとり大切にしていることが違います。
「みんな違って、みんないい」と言うように、子どもたちはもちろん、僕たち大人にも一人ひとりの個性や自分らしさがあります。自分の価値観を押し付け、お互いを否定や批判しあうのではなく、目の前の人の考えに耳を傾けるところからはじめましょう。
言われて嬉しい言葉
自分が言われて嬉しい言葉をかけてもらった時のなんとも言えな心の動きを思い出してみてください。きっと、こう、心がふわっと軽くなるような気持ちになったと思います。子どもたちには一番近しい存在である保護者の皆さんのサポートが欠かせません。だからこそ、彼らが望むサポートを知り、寄り添っていきましょう。
シャンパンタワーの法則
物事の何を伝えるか、よりも誰が伝えるかがとても重要です。もっといえば、誰がどんな心の状態で伝えるか、です。同じ満員電車の中でイライラすることもあれば、全く気にならないことがあるように、心の状態が変化すると物事の見方も変化します。まずは、自分を満たすこと。そのあふれたエネルギーで近くの人を満たしましょう。
>>>サカイクさんインタビュー記事「子どものためにも、まずはあなたの心を満たしましょう」
尋問と効果的なしつもんの違い
質問には「良くない質問」と「効果的な質問」があります。良くない質問の多くは「なんで?(WHY)」ではじまる形のもの。「なんでシュート打たないんだ?!」「なんで宿題やらないの?」「なんで私はできないんだろう?」と問いかけると、言い訳が返ってきます。
一方で効果的な質問は「どのようにしたら?(HOW)」ではじまるもの。「どうしたらいいと思う?」と問いかけることで、子どもたちからアイデアや改善策が返ってきます。やる気や行動を引き出しいのであれば、「効果的な質問」をすることがオススメです。
プレッシャーを味方にする
プレッシャーを味方にし、試合で力を発揮するためには、変えられないことではなく、変えられることにエネルギーを注ぐことが大切です。自分自身の力で変えられることは「いま」と「自分」だけ。
天候や、ピッチのサイズ、コンディション、歓声、審判のジャッジ、相手を変えることはできません。また、過去や未来、結果を直接変えることはできません。
未来は「いま」の積み重ねで生まれます。
>>>Mizuno zone labさん執筆記事 「試合になると緊張し、練習でできることができません。緊張を和らげるにはどうしたらいいですか?」
学びを振り返る
学びはインプットとアウトプットのバランスが大切です。特に自分の考えや感じたことを書いたり、人に話すことで、より学びが深まります。そのために必要なことは「振り返りの時間」をつくること。「今日の学びは何があった?」そう問いかけることで、子どもたちの頭の中を整理するサポートができます。
行動と変化を生み出す
「学びを活かして、この1週間でやりたいことは何ですか?」
いくら学んでも、行動に移さなければ意味がありません。「知ってる」と「やってる」のとでは、雲底の差があります。学びを行動に変えるためには、行動を引き出すこと。「今日の学びを活かして、やりたいことは何があった?」と問いかけることで、子どもたち自身から行動を引き出すことができます。ここでさらにおすすめしたいことは、小さくすること。最初にお伝えした通り、学んでも行動に移さなければ意味がありません。ですので、最初の一歩は小さなステップの方が、後々スピードも出てきます。「今週できることは何があるかな?」「今日やりたいことは何?」期間を小さくすることで、行動を引き出しましょう。
ご参加いただいた皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
ぜひ、またお会いできることを楽しみにしております。
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