自分で考える力を育てる質問とは。

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質問には種類があります。

YES/NOの質問は
答えが早いけれど
考える力を育てるには適していません。

オープンな質問は
自由なアイデアや考えを
引き出すのに役立ちますが、
時間がかかることもあります。

大人は状況に応じて
質問を使い分け、
子どもたちの成長をサポートしましょう。

 

 

問いかけには種類があります。

場面やシチュエーションによって問いかけを扱うことで、
子どもたち選手のアイデアを引き出すこともできれば、
現状を確認することもできます。
いまの考えを確認したいときは、
「YES」か「NO」で答えられる問いかけが効果的です。

「今日はご飯食べた?」
「この映画、楽しかった?」
「遠征の荷物確認した?」

選手もあまり考えずに、
すぐに答えることができます。

一方で、選手自身から
アイデアや考えを引き出したいときや、
選手のことをより知りたいときは、
「オープンな問いかけ」をするのが効果的です。

「どんなご飯が好き?」
「映画のどんなところが楽しかった?」
「遠征には何が必要だと思う?」

そう問いかけることで、
よりたくさんの情報を教えてくれますし、
選手の「考える力」を磨くことができます。

問題は、ほとんどの人は自分の使う質問を
意識的に選んでいないということである。
ジェームズ・スキナー

どちらのしつもんにも良い所があり、
もちろん短所もあります。

「YES」や「NO」で答えられる質問は、
すばやく、明快な答えが期待できるのに対し、
考える力を磨くのにはあまり効果的ではありません。

オープンな質問は、
自由なアイデアや考えを想像するのには
とても効果的ですが時間がかかってしまうこともあります。

目的に応じて、 僕ら大人が質問を使い分けることで、
子どもたち選手の「なりたい自分」に 近づけるようにサポートしましょう。

 

◎まとめ

  1. 問いかけには種類があり、場面や目的に応じて使い分けることが重要
  2. YES/NOの質問は迅速な回答を得られるが、考える力の養成には不十分
  3. オープンな質問は自由なアイデアや考えを引き出す効果的な手段だが、すぐ答えが出るとは限らない
  4. 目的に応じて質問を使い分けることで、子どもたちの成長をサポートする
  5. 大人が適切な質問を選び、子どもたちの「なりたい自分」に近づけるよう導くことが重要

 

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