- 早起きさせたい
- 自ら進んで練習して欲しい
- 洗い物くらい洗濯機に入れて欲しい
僕たち大人には子どもにたくさんの「●●させたい」があり、どうすればよいのでしょう?と多くの方からご相談いただくお悩みです。何か行動を起こしてもらうためのひとつのヒントは「●●させる」をやめること。
この記事では、
日本代表チームから地域で1勝を目指す選手まで、様々な子どもと関わっている僕が「子どもの行動を引き出すコツ」についてお伝えします。
本などでも紹介している内容ですので、
「これしてほしいのに!」と「子どもに行動して欲しいことがある!」と悩んでいる方はぜひお読みください。
「やりたいことがたくさんあるんじゃない?」
僕に話しかけてくれていると気づくには
ちょっと時間がかかったのですが、
いつの日か、千葉へ向かう電車の腰掛けた席の
隣に座ったおばあちゃんから声をかけてもらいました。
「なんでも、やってみるといいわよ。
年を取ると、なにしようかなーと探しちゃうから。
やりたいことをやった方がいいわよ。」
3分ほどしか
おばあちゃんとはお話できなかったのですが、
「やりたいことをやりなさい」
なぜ、そう感じて、
その言葉をかけてくれたのかはわかりませんが、
とても僕の心に残りました。
子どもたち選手と関わるときにも
大切にしていることがあります。
それは子どもたち選手本人が
「やりたい」と思っているかどうか。
「いい選手になるためにもっと練習しなきゃ」
そうした気持ちももちろん大切かもしれません、
選手自身が、
「もっと練習したい」
「もっとうまくなりたい」
と、思っていることが
やる気や成長を高める上でもとても大切です。
もし今日が
自分の人生最後の日だとしたら、
今日やる予定を私は本当にやりたいだろうか?
ー スティーブ・ジョブズ
「●●しなきゃ」ではなく「●●したい」
物事に対し「●●しなきゃ」という姿勢で取りかかっても、
集中力は保たれず、成果も生まれにくいものです。
一方で「●●したい」という姿勢で取り組めると、
子どもたちの成長はどんどん加速しますし、
僕らが「やりなさい」と言わなくても自ら進んで行動しはじめます。
- 「努力しなきゃ」ではなく「努力したい」
- 「練習しなきゃ」ではなく「練習したい」
- 「頑張らなきゃ」ではなく「頑張りたい」
- 「やらなきゃ」ではなく「やりたい」
やらせるのではなく「やりたくなる環境」をつくる
- 早起きさせたい
- 自ら行動して欲しい
- 洗い物くらい洗濯機に入れて欲しい
子どもたちに「●●させたい」ことは、
もちろんたくさんあります。
「●●させるにはどうしたら良いだろう?」と問いかけるのも良いですが、
「楽しんで」という工夫を取り入れると、
子どもたちの行動を引き出すことができます。
「子どもが楽しみながら●●したくなるには、どうしたらいいだろう?」
僕ら大人ができることは、
「やらせる」ことではなく、
「やりたくなる環境」をつくること。
子どもたち選手を管理するのではなく、
自由に飛び回れ、考えや行動を解放できる環境をつくること。
そして、
やりたいと思っている選手の
不安を取り除き、背中を押してあげること。
「どんな環境だと、もっと練習したいと思えるだろう?」
自分の心に正直に「やりたい」を引き出す、
環境をつくりましょう。
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