集中力はどこからやってくる?



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■ 集中力はどこからやってくる?
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心理学では集中力を
「目の前の課題に注意を払う技術」
とされています。

写真を撮影するとき、
撮影したい人や物との距離が
うまくあっていなければ、

せっかく撮った写真も
ピンぼけしてしまいます。

最近のスマートフォンや
デジタルカメラは
すばらしく性能が良く、

この「ピントを合わせる」作業を
自動的に行ってくれますよね。

けれど、
スポーツや仕事、勉強でも、
「やるべきこと」に
自動的にピントを合わせ、

集中状態に入れればいいのですが、
なかなかそううまくはいきません(笑)

目の前のやるべきことへの
集中力が少しでも落ちれば、

雑念がむくむくと沸き上がり、
注意力が下がり、
効率が一気にダウンしてしまいます。

僕ら大人も、
子どもたち選手も、
「集中力が大切だ」ということは
わかっています。

けれど、
どうすれば高い集中状態に入り、

それを維持できるのかは
あまりよくわかりません。

ましてや、
僕ら大人がよく口にしてしまう
「集中しろ!!!」
では、

「怒られたくない」
「あんなに怒鳴らなくてもいいのに」
といった具合に、

目の前のこと意外に
意識を引っ張られ、
高い集中力を維持することは
難しいかもしれません。

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うまく打てるときは
何も考えてなんていないよ。
集中しようとして、
集中できるだろうか。
僕の場合は、努力して集中するのではなく、
集中できてしまうと言った方が当っている。
まぁ不思議な感じではあるんだけどね。
デイル・マーフィー(元メジャーリーガー)
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集中力は考え方や
心の持ち方をコントロールすることによって、
身につけることができます。

子どもたち選手の多くは、
失敗の原因や、
調子が悪い理由を
一生懸命探してしまいます。

けれど大切なことは、
意識を完全に次の行動にうつすこと。

すでにしてしまったミスや失敗を
気にすればするほど、
次もまた同じミスをする
可能性は高まりますし、

まだ起きていない未来のことを
心配しすぎては、
動きが小さくまとまってしまいます。

「ボールをよく見ろ!」
では、
子どもたち選手の
集中力のトレーニングへの影響は
少ないかもしれません。

けれど、
「ボールにはどんな回転がかかってる?」
「いま、何回転したかな?」
と問いかけてみると、

子どもたちは食い入るように
ボールを凝視し、
結果、エラーも少なくなります。

行動する前に、
どこに意識を向けるのかを
考えるクセをつくりましょう。

日常生活から意識するクセをつけ、
子どもたち選手と一緒に
高い集中力を身につけましょう。

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