こんにちは。トレーナーの「さいちゃん」こと 細川さいこ です。
今回、ミニバスケットボールチーム 2チームの選手のみなさんと、チームを支える保護者のみなさんにご縁を頂き、宮城県仙台市にお邪魔しました!
今回依頼をくださったチームのコーチさんより、全国大会予選を控え、さらなるチームワークの向上と、個々の能力をもっと引き出すきっかけとしたいとお伺いし、「自分らしく夢を叶える」をテーマにお届けしました。
私たちが届けるしつもんに様々な形で答えていただくことで、自らのやる気を引き出したり、たくさんの目標の中から自分に合った適切な目標を見つけ出していきます。
今回は2チーム合同での依頼となりました。顔は知っているものの、最初は緊張気味で目を合わせるのも恥ずかしかった子どもたち&大人が最後の記念撮影ではこの笑顔!
私たちが講座の最初に、決まってするしつもんがあります。
『この講座が終わったとき、どうなっていたら最高ですか?』
このしつもんに、
「えー?考えたことなーい」「なにを答えればいいの?」という声もありました。感じたこと、思ったことをそのまま書いていいんだよ、と伝えると「じゃあ・・・考えてみようかな」と正解のない答えを自分らしく書いてみてくれた子どもたち。
勉強や普段の練習でもそうですが、その時間の過ごし方は、終わったときどうなっていたいか、という問いによって大きく左右されることがあります。終わったときのことを想像して、それまでの自分の行動や向き合う思いに意識を向けておくことで、時間の質や過ごし方を変えていくことができると考えます。
また、私たちが講座をお届けする際に、大切にしていることがあります。
しつもんによって出てきた答えはすべて正解ということ。
隣に座っているお友だちと顔や声や背などが違うように、本来は一人ひとりが全く違う答えを持っていてもいいんだ、ということです。チームスポーツは、同じ方向を向いていて当たり前という考えもありますが、目標を立てた後の取り組み方には個人差があることもあります。
能力や経験値には差がある場合が多い。だからこそ、他の人の経験や思いを共有すること、受け止め合うことによって、冷静に判断したり、別の見方や考え方ができるようになったりすると考えます。
答えはすべて正解とする否定されない環境づくりをワークを通じてお届けすることで、自主的、主体的に自分らしい目標設定ができるようになります。
けれど、
しつもんに対してすぐに答えが出ないこともあります。
私たちは経験から答えを出すことが多いですから、まったく答えが出なかったり、複数の矛盾した答えが出て混乱することもあります。それらでさえもすべて正解です。
自分なりに考え答えを出すこと、答えを探すこと、自分に問い続け、しつもんに向き合うことに価値があります。答えを出すスピードも人それぞれですから、講座が終わった一週間後、一か月後にふと答えが湧いてくることもあるでしょう。だから分からなくても大丈夫だよ、分からないってことが分かることが素敵とお伝えしています。
では、講座の様子をお見せしますね。
講座の中で、いくつかのゲームやワークを通じ、しつもんに向き合う時間を過ごしてくださった皆さんから次のような感想をいただきました。
みなさんが一生懸命に主体的に考え参加してくださったことが伝わってきました。「今日はどんな答えも正解だよ」という言葉に最初はとまどいを表しながらも、最後には素直に思ったことを話してくれたり、表現してくれたりしたみなさん。その勇気が素晴らしいです。
講座では、ほかに、「叶えたいこと(夢)」についてのしつもんがあります。
ある選手の女の子がこんな風に話してくれました。
「叶えたいことを書いてみたら、自分が思っているよりも多くてびっくりした!書くってすごいね!」と。そして「叶えたいって思っていることが自分で分かるっておもしろい!」とも。
自己実現欲求は誰もが持っているものですが、自覚しているかと言えば、そうではないかもしれません。簡単なワークですが、自分の中の可能性について向き合ってくれて、教えてくれた彼女に私自身も勇気づけられました。
『気づき」の中での発見や体験が、みなさんの自分らしさを輝かせる一助になることを願っています。
「うちの子はやる気が全然ないんです。」「自分で決めて自分から頑張ってほしい。」
そんな親御さんの真剣な声をよくお聞きします。
私たち大人の応援する姿勢が子どもたちのパフォーマンスに与える影響があることもあります。
しつもんメンタルトレーニングでは、ワークを通じて、アイデアや解決策、自主的に問題に取り組む姿勢を引き出すキーワードと、やる気と前に進む力を奪う尋問についても触れます。参加型コンテンツを通して、チーム力向上のサポートをします。大人の方の応援の方法としてワークの活用もおすすめしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
>>> お知らせ
来春には、2年前にご好評頂いた「つながりプロジェクト」が帰ってきます!ぜひリリースまでお待ちください。
乞うご期待!