世界で活躍する「リーダー」と
呼ばれる人々には1つの共通点があります。
それは、「ビジョン」があること。
カルロス・ゴーン氏の日産自動車であれば
『人々の生活を豊かに』というように、
自分たちはどこに向かいたいのか?
どんなところに辿り着きたいのか?
といった『未来』が明確になっています。
最高の未来に目を向けて達成したいこと、
いつか辿り着きたい場所についていつも考えているんですね。
ハーバード大学のエドワード・バンフィールド博士によると、
50年以上の研究の末、1つの結論に至ったそうです。
それは
「長期的な展望こそ、
仕事と私生活の双方における成功の鍵を握る」
というもの。
長期的な展望とは、
「数年先の未来のことを考えながら、
いま、決断を下す能力」
だそうです。
子どもたち選手も
練習や試合の結果に一喜一憂!
それもとても大事なことです。
けれど、
数年先の自分の未来をイメージしながら、練習や試合にのぞむ。
そうするだけで、練習にも集中して取り組めますし、
事前に準備した方がいいことも自然とアイデアが浮かびます。
人は現状を見て、なぜこうなのかを問う。
私はまだ実現していないことを夢に見て、
どうしたらできるかを問う。
-ロバート・ケネディー(政治家)
未来をイメージして、
その自分に近づく決断を下す。
この積み重ねが、
自分のなりたい未来に近づくポイントなんですね。
未来をイメージすると、
いまやっている練習の質や方法にも
変化が生まれます。
家族旅行で
アメリカに行くのと、
国内に行くのでは、
渡航手段などの方法も
準備も変わるように、
「どこを目指すか?」という理想の未来によって、
いまのやるべきことが変わってきます。
子どもたち選手と一緒に、
未来を明確にして、いま、を選択しましょう。