大人も子どもも、失敗や負けることが怖いものです。
でも、チャレンジしないよりはチャレンジした方が良いことは誰しも分かっています。
失敗や敗北が待っていたとしても、その経験から多くのことを学べることに気付きます。
しかし、失敗を避けてしまい、手取り足取り成功に導いてしまうと、強い心を持った人にはなれません。
特に子どもたちは、失敗や辛い思いをする経験が少ないため、心の筋肉が弱く成長してしまうことがあります。
だからこそ、たくさん失敗して負けて、それらの経験から学んで成長していくことが必要です。
僕ら大人も
子どもたち選手も、
失敗するのが怖いし、
負けるのが怖い。
頭の中では
チャレンジした方がいいって
知っているし、
「やらない後悔より、
やる後悔をしたい」
って思ってる。
行動の先に、
たとえ失敗や敗北が待っていたとしても、
その経験から得る物が
たくさんあることに気がつきます。
筋力トレーニングでは
筋肉に負荷を与えて筋繊維を壊します。
すると、
筋繊維は元の状態よりも
太くなって回復するんです。
これをみんな
「筋肉がついた」と表現します。
子どもたち選手の
心にもこの「超回復」が必要。
僕らはついつい
線路に引かれている石を
取り除くように、
手取り足取り失敗しないように
関わってしまいがち。
着替えを手伝ったり、
ご飯を作ったり、
ケンカを仲裁したり、
送迎をしたり、
朝起こしてあげたり、
忘れ物を持って行ってあげたり。
もちろん
愛情からくる行動ですし、
否定をするつもりはありません。
けれど、
失敗や辛い思いをする経験が
少ない選手は
「心の筋肉」
が弱いまま成長してしまいます。
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俺たちは、
生まれながらに偉いのではない。
全力でぶつかり、失敗し、
それでも立ち上がって、また失敗し、
やっと何かをつかんだかと思ったら、
虚しくも朝の露。
しかし、まだまだくたばらない。
俺には欲があるんだ、
夢があるんだと向かっていく。
そうして、ちっぽけながらも、
自分だけができる何かをつかんできた。
ーアントニオ猪木
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小学生、中学生、高校生・・と
上のステージにあがると、
一気に負荷が高くなります。
先輩ができ、
環境も変わり、
突然激しい競争がはじまり、
責任も高くなります。
いきなり負荷の高い
トレーニングをすると
筋肉を痛めたり怪我をしてしまうように、
負けや挫折の経験をあまりせずに
いきなり大きな負荷がかかると、
自信を失ってしまいます。
たくさん失敗しましょう。
たくさん失敗する経験をあげましょう。
もちろん失敗を望んで
するのではなく、
成功を望んだ先が
失敗であれば、
そのプロセスや経過の間に
素晴らしい価値があるはずです。
どんどん失敗することで、
打たれ強く前向きな心を育みましょう。
◎まとめ
- 大人も子どもも失敗や負けることが怖いが、チャレンジすることが大切である。
- 失敗や敗北が待っていても、その経験から多くのことを学べることがある。
- 成功に導くために手取り足取り教えてしまうと、強い心を持った人になれない。
- 子どもたちの心の筋肉が弱く成長する場合があるため、失敗や辛い思いをする経験が必要である。
- 失敗や負けを経験して、学んで成長していくことが必要である。
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