
自然に目を向けてみると、
潮の満ち引きも、
季節の移り変わりも、
太陽が昇って沈むのも、
寄せては返す波も、
すべてにリズムがあります。
僕ら大人も、
子どもたち選手も、
数々のリズムによって動いています。
呼吸、
体温、
心拍数、
血圧なども
そうかもしれません。
太陽が昇っている日中を
活動時間とすると、
月が出ている夜の時間は
回復の時間。
トレーニングの時間を
活動時間とすると、
トレーニングとトレーニングの
あいだの休憩時間や、
身体を休める夜の時間は
回復の時間といえます。
子どもたち選手は
その回復時間にも
活動をしてしまいがちです。
その結果、
練習の質が落ちたり、
やる気を失ったり、
ときには大きな怪我をしてしまいます。
しっかりと、
集中してエネルギーを使う時間を
つくることはもちろん大切です。
けれど、
それと同時に、
しっかりと心と身体を休める
回復の時間をつくることも
とても大切です。
1試合の間ずっと集中力を持続させるには、
適度にリラックスすることが必要だ。
ー ジミー・コナーズ(元プロテニス選手)
「1日の中で、
いつ身体と心を緩める
時間をつくろう?」
筋肉はトレーニング後、
十分な回復の時間をつくるとこで
筋肉が大きく発達します。
心と身体が
しっかりと回復する時間を
つくりましょう。