
- 子どもが「別に」しか答えません
- 質問しても「わからない」ばかり返ってくる
「子どもに指示や命令ではなく、質問することを試みていますが、思ったような反応がありません」
これは多くの方からご相談いただくお悩みです。そんなお悩みをお持ちの時に振り返りたいのは「聞く姿勢」です。
この記事では、
日本代表チームから地域で1勝を目指す選手まで、様々な子どもと関わっている僕が「子どもの本音を引き出す聞き方」についてお伝えします。
本などでも紹介している内容ですので、
子どもが「別に」しか答えませんと悩んでいる方はぜひお読みください。

子どもや選手と話をするときに
大切にしたいことがあります。
それは、
先入観を取り除いて、
話を聴くことです。
先入観とは「思い込み」のこと。
僕らはついつい、
見た目や態度、彼らの雰囲気などから、
しっかりと話を聞く前に、
- 「この選手はこう思っている」
- 「きっとこんな考えをしてるだろう」
- 「他のコーチがこう言っていたなぁ」
と決めつけて接してしまうことがあります。
けれど、
先入観を持ったまま話を聴いてしまっては、
子どもは心を開いてくれません。

映画館は映画が上映される前に、
コマーシャルがありますよね?
あるときそのコマーシャルに
「血液型の歌」が流れました。
ブブー・スリーという豚が3匹現れて、
血液型について1分程歌っているのですが、
これがとても興味深いんです。
日本の3割はO型らしいのですが、
アフリカや南米はほとんどの人がO型。
日本の4割はA型で、
ヨーロッパはほぼA型らしいのです。
血液型占いが流行るのは日本だけと言われていますが
「自分を知る」ための1つのツールとして使うのは大賛成。
けれど、
あいつはB型だから…とひとくくりにしては、
本来見えるはずのものも見えなくなってしまいます。
先入観を持つということは、
英知への扉に
鍵をかけてしまうようなものである。
ーメリー・ブラウン
子どもたち選手や
大切な人と話をするとき、
頭の中にある先入観を置いて、
あるがままに話を聴きましょう。
そうすることで、
選手の心の奥にある
心のクセや悩みが見えてきますし、
信頼関係をより深く築くことができます。
子どもたちと関わる際に
先入観は一度横に置いて話を聴く、をはじめましょう。
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