子どもをコントロールしたいのか。それとも…。

小学生からのメンタルトレーニング

マネジメントとコントロールの違いを考える


チームマネジメント、クラスマネジメント。
子どもと関わるだけでも最近では「マネジメント」という言葉が
頻繁に聴かれるようになってきました。
マネジメントとは、
主にビジネス上における様々な資源や資産・リスクなどを管理し、
経営上の効果を最適化しようとする手法のことだそう。
子どもの持っている力を理解し、
その力を最大限に引き出してあげようとする手法のこと。
子ども達に置き換えて考えてみると、
こんな感じでしょうか。
マネジメントと同じような意味で
よく使われるのがコントロール
コントロールとは
ルール通りになっているかどうかを調べ、
なっていなければルール通りに修正すること。
マネジメントは成長のための活動。
コントロールは失敗しないための活動。
と言えるかもしれません。
マネジメントとコントロール。
どちらが良くて、
どちらが悪いというわけではありません。
子ども達の成長を考えると
どちらも大切にするべきですし、
時と場合、いろいろなケースが考えられます。
でも、僕はどちらかといえば、
マネジメントの心を大切にしたい。
なんで練習通りできないんだ!!
ではなく、
どうしたら練習の成果を発揮できると思う?
という関係でありたいと思っています。
子ども達はかわいいですし、
すぐにでも結果を残して欲しいという想いが
頭の中をかすめる
ことがあります。
しかし、実際にプレーするのは選手(子ども)たち。
であれば、僕らの出来ることは、
きっかけを与えることに過ぎません。
「怒り」は
「想い通り
(期待通り)にならない」ときに
生まれる感情
だと言われています。
勉強しない。
身の回りを整頓できない。
練習のやる気が感じられない。
期待が大きくなると、
期待と実際のギャップに怒りが生まれます。
植物は種を植えても
すぐに花を咲かせてくれないように、
子ども達の成長も時間がかかります。
いつ芽を出し、
花が咲くのかもわかりません。
けれど、
ちょっとずつ、ちょっとずつ。
水をあげ、愛情を注げば、
芽を出し、パッと花を咲かせてくれる日が必ずきます。


少年を暴力と厳しさによって教え込もうとするな。
彼の興味を利用して指導せよ。
そうすれば自分の能力がどこに向いているか、
少年自身で見出しやすくなる。
-プラトン(哲学者)

 


>>> マネジメントとコントロール、どちらを大切にしたいですか?


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