自分らしさが一番の武器

自分らしさを表現できる環境をつくろう

「自分らしく終わりたかった」

鈴木明子選手が
歴代最高得点の演技をし、
安藤美姫選手が
自分らしさを貫き、
浅田真央選手が
ソチを見据えた演技に挑戦し、

幕を下ろした全日本選手権。

どの選手にも
ドラマがあり、
心を動かされた今大会でしたが、
その中でも特に
安藤美姫選手の演技終了後の
コメントが印象的でした。

「逃げてきれいに終わるのではなく、
 最後は挑戦して、
 自分らしく終わりたかった」

五輪への切符を手にするためには、
優勝しかなかった安藤美姫選手。

だから試合当日、
直前にジャンプの難易度を上げました。

「ジャンプの安藤と言われた時の
 気持ちでやりたかった」

ぎりぎりまで悩み、
勝負に出た。

けれど、
そのジャンプが乱れてしまいました。

インタビュールームでは
涙をながしながらも、
どこかやりきった表情から
清々しさを感じました。

無難なジャンプを飛び、
綺麗に現役生活に
ピリオドを打つこともできたはずです。

けれど、
「きれいさ」よりも
「らしさ」を大事にした
安藤選手にとても胸を打たれました。

 
自分らしさを表現できず、
指示を待ち、
言われたことだけをこなしていては、
本当のサッカー選手にはなれないし、
本当の自分の人生を生きることもできない。
ー佐々木則夫(日本代表女子サッカー監督)


「そこはパスだろ!」
「なんでシュート打たないんだ!」と
指示や命令ばかりであったり、
教えれば教えるほど、

子どもたちは自分で考えることを忘れ、
自分らしさを表現できなくなります。

ちがう角度から考えてみると、
僕ら大人が選手の考える機会を奪い、
自分らしさを表現する力を
抑えこんでしまっているのかもしれません。

子どもたち選手が
自分らしさを表現できる
場をつくりましょう。

自分らしさを表現できる
安心できる環境をつくりましょう。


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