ニッコウキスゲに学ぶ環境を整える大切さ


小学生からのメンタルトレーニング
いつもお読み頂き、
本当にありがとうございますっ!!

本日は、
ニッコウキスゲに学ぶ
環境を整える大切さについて
お伝えしますね。

■ 選手を知るとびっきりの方法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

山地の草原や湿原で育つ
ニッコウキスゲをご存知ですか?

別名を禅庭花(ゼンテイカ)ともいい、
ユリ科のお花。
5月上旬から8月上旬が見頃で、
花はラッパ状に開き、
直径は7センチくらい。
花びらは6枚で、
黄色と橙色を足して2で割ったような
色をしています。

このニッコウキスゲが
たくさんあつまると、
まるで山吹色の絨毯のようで、
その美しさが未だ僕の頭の中にも
鮮明に焼き付いています。

本州では高原に。
東北や北海道では海岸付近にも
花を咲かせるこのニッコウキスゲ。
けれど、平地では
なかなか花を咲かせることが
できません。

子どもたち選手もそう。

自分らしさを発揮出来る環境は
その子それぞれ。

叱られて伸びる選手もいれば、
褒められてグングン伸びる選手もいます。

指示されると動きやすい選手もいれば、
自分で考えられる環境がないと
やる気をなくしてしまう選手もいます。

僕ら大人は
ついつい自分の価値観を
子どもたち選手に押し付けてしまいます。

「昔はこうだった」
「オレたちの若い頃は・・・」

もちろん僕ら大人が
しっかりとした考え方や指導の
軸を持つことは大切。

けれど、
子どもたち選手の想いや情熱を
受け止められる
柔軟性が欲しいですよね。

そのために大切なこと。

それは、
子どもたち選手を「知る」こと。

何が好きで、
何が嫌いなのか。

どんなプレーが得意で、
苦手なプレーは何なのか。

休みの日は何をしていて、
家族とはどんな会話をするのか。

好きなタイプはどんな人で、
どんな言葉をよく使うのか。

どんなことを大切にしていて、
どうするとやる気がでるのか。

どんな指摘の仕方は嫌で、
どんな伝え方が効果的なのか。

どんなことに陥りやすくて、
不安になるとどんな症状がでるのか。

どんな言葉に反応して、
どんな対応が響くのか。


己の子どもを知るのは賢い父親だ。
ー ウィリアム・シェイクスピア(詩人)


知っているようで、
知らないことってたくさんあります。

「知らない」を「知る」に
変えるとびっきりの方法は
本人に聴く、です。

何を当たり前なことを!!と
お叱りを受けそうですが、
効果は絶大です。

ぜひ、子どもたち選手本人に
聴いてみましょう。

とはいえ、
本人も気づいていないことも
たくさんあるはず。

けれど、
僕らは幸せなことに、
自分を客観的に見ることのできる
ものがたくさんあります。

FCバルセロナのアカデミーは
誕生日と生まれた時間を参考に
ポジションを選考することも
しています。

僕らが日々感じている
体感覚的な情報と、
客観的な情報のバランスをとって、
子どもたち選手のことを
さらに知り、
選手一人一人に寄り添いながら伝え、
グングン伸びる環境をつくりましょう。

>>> より「知る」ために何ができますか?

>>> ブログの記事をダウンロードできます(PDF)

ぜひあなたのSNSでシェアしてください!