強いチームになるために「対立」をおこそう。

小学生からのメンタルトレーニング
いつもお読み頂き、
本当にありがとうございますっ!!
本日は、
より強いチームになるための
対立の必要性、についてお伝えしますね。

チームに「対立」をおこそう。

小学生のチームで
トレーニングをさせて頂く際、
よく行うゲームがあります。
ゲームの名前は
「ヘリウムリング」
チーム全員が指にのせたフラフープを
床におろすといった
非常に簡単なアクティビティです。
このゲームでの最初の目的は
「嫌な物をすべて吐き出す」こと。
このアクティビティ、
簡単なようで、すごく奥が深いんです。
1人でも指が離れてしまったら
最初からやり直しという条件と、
「離れちゃいけない」という気持ちが
自然とフープを上へ上へと
持ち上げていきます。
そうすると子どもたちは、
「もっとそっち下げろよ!」
「誰だ!あげてんの!」
「お前さげろ!」
「あげてないって!」
「しっかりやれよ!」
というように、
失敗や対立が起こります。
課題を達成するには
チーム全員が高い意識をもつことが必要。
けれど、仲の良いチームでも、
こうした対立や葛藤の場面が起こります。
この対立や失敗をどうやって
乗り越えるかが子どもたち選手の課題。
ヘリウムリングは
単なるアクティビティですが、
サッカーの試合でも同じような場面が
どんどん訪れます。
「右サイドもっとあがれ!」
「なんで取られるんだよ!」
「お前さがれよ。」
「しっかりやれ!」
「お前じゃ無理だよ、下げろ」
そうしたチームでは
やはり本来の実力を発揮することは
できません。
けれど、
どうしても僕ら大人は
対立を避けてしまおうとしてしまいがち。
どうしたら上手く出来るか、
どうしたら対立をなくせるか、
ということばかりに
フォーカスしてしまいます。
嫌なことをされたり、
嫌だと直接言われる経験をしてはじめて、
人を思いやることができるようになります。
そうした意味では、
対立を経験していないと、
自分の思ったことを伝えられる
チームには
成り得ないと思うんですよね。



対立大いに結構。正反対大いに結構。
これも一つの自然の理ではないか。
対立あればこその深みである。妙味である。
だから、排することに心を労するよりも、
これをいかに受け入れ、
これといかに調和するかに、心を労したい。
ー松下幸之助
 

 

 

対立が起きたら
なるべく子どもたち選手で
解決できるよう、
僕らはじっと我慢をする勇気が
必要かもしれません。
どうしても手を出したくなります。
声をかけたくなります。
仲裁したくなります。
それだけ
子どもたち選手がかわいい。
けれど、
僕らが止めてしまっては、
彼らはまた同じことを繰り返します。
子どもたち選手が
自分で気づき、考え、行動することを
サポートしましょう。
>>> じっとガマンする勇気をもっていますか?


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