具体的な目標設定で見えてくるもの。

 DSC_2567

 

目標を立てたら
実現するため
具体的な行動に移すことが重要です。

そして
実現するための行動は
頑張る!という
「抽象的」なものより
できるだけ
「具体的」なものが良いでしょう。

目標を実現するために
何ができるだろう?

 

 

「全国大会で優勝する」
「大会でMVPに選ばれる」
「タイムを縮める」

目標を立てたら、
「実現するためにできることは何だろう?」と問いかけ、
行動に落とし込むことが重要です。

そして、
その行動をより「具体的」にすることで、
成長していることを選手自身が体感することができます。

けれど、
実現するための行動が、

「頑張る!」
「たくさん走る!」
「絶対に勝つ」

というように抽象的であったり、
結果だけに重きをおいた行動の目標だと
なかなか成長を実感できません。

会社での目標設定に時間がかかるように、
具体的にすることはぼくら大人でも難しいもの。

ですので、
まずは「具体的」と「抽象的」を
自在に操る練習
をしましょう。

具体的の反対は「抽象的」

身の回りにあるものを手に取り、
「これと、これの、共通点は何だろう?」
選手と問いかけあってみてください。

「コーヒー」と「水」を
抽象的に表現すると「飲み物」

「サッカー」と「テニス」を
抽象的に表現すると「スポーツ」

「ヒト」と「イヌ」を
抽象的に表現すると「動物」

といったように、
お互いの持つ要素を引き抜くこと
「抽象」といいます。

それとは反対に、
ひとつひとつをより深く、
個別に考えていくことが「具体」

ヒトを例にすると

・どんな人?
・年齢は?
・性別は?
・どこに住んでる?
・何が得意?

と問いかけることで、
より「具体的な一人」が浮かび上がってきます。

 

とにかく具体的に動いてごらん
具体的に動けば
具体的な答が出るから
ー相田みつを

 

 

 

「目標を実現するためにできることは何だろう?」

実現するための行動も、
より具体的にしましょう。

「頑張る」という選手には、

・例えば?
・どんなことを?
・どれくらい?
・いつやる?

と、問いかけていくことで、

「次の試合で得点を決めるために、
 今日の紅白戦でシュートを5本打つ」

といったように、
より具体的にすることができます。

行動の目標が具体的であれば、
あとから振り返ることができます。

「頑張ったかどうか」は、
選手自身の主観的な感情も入ってきますが、

「シュートを打ったかどうか」は、
誰が見てもわかるように客観的に振り返ることができます。

そして、体験を重ねることで
「シュートをただ5本打つだけではダメだ」と本人が気付き、
より具体的な目標へと落とし込むことができます。

目標を具体的にするためにも、
まずは身の回りにあるもので
「抽象」と「具体」の練習をしてみましょう。

 

◎まとめ

  1. 目標を立てることはスポーツにおいても重要で、成長とパフォーマンス向上に寄与する。
  2. 目標を設定したら、それを実現するための具体的な行動計画を考えることが大切。
  3. 抽象的なものではなく、できるだけ具体的で実現できるものが望ましい。
  4. 具体的な行動目標は、達成度を測定しやすく、成長を実感できる。
  5. 具体的な目標の設定を通じて、選手はより洗練された目標に進化させることができる。

 

5,000人の読者が購読中のメールマガジン!

無料のメールマガジンに加えて、
講演会やセミナーでお伝えしている子どものやる気を引き出す5つの方法を「誰でもすぐに実践できる」ようにシンプルなかたちでお届けしています。ぜひこちらもお受け取り下さい!

 

オンラインスクールでさらに学びを深めませんか?

すぐに学びたい!というあなたには、
いつでも、どこでも、好きなときに学べるオンラインスクールを用意しています!
ぜひこちらで学びを深めて、子どもとの関わり方をより良いものにしましょう!

 

 

>>> ブログの記事をダウンロードできます(PDF)

 

 

ぜひあなたのSNSでシェアしてください!