大切なのは相手の選択肢を尊重すること

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子どもも大人も
安心感を得るためには、
相手の選択肢を奪わず、
与えることが大切です。

例えば、
食事の選択や仕事の進捗確認などで、
相手に「どちらでもいい」という
選択肢を提供することで、
自分の意志を尊重され、安心感が生まれます。

相手の選択を尊重し、
共感する姿勢が信頼関係を築く鍵であり、
主体的な行動は安心感から生まれてきます。

 

 

「今日のご飯、何がいい?」

ラーメンにしようかな、
それともあんかけチャーハンかな。
お寿司もいいよなぁ。

僕たち大人も子どもたち選手も、
目の前に選択肢があると安心感を抱くものです。

反対に、
たとえば洋服を買いに行ったお店で、

「あなたにはこれが絶対、お似合いです!買ったほうが良いですよ!」

と定員さんから言われると、
押し付けられている不安な気持ちを抱きます。

子どもたち選手に安心感を抱いてもらい、
自分の考えや行動を表現してもらうために大切にしたいことは
「選択肢を奪わないこと」

「やってもいいし、やらなくてもいいよ。
どちらでもいいよ」

目の前に選択肢があると安心感を抱き、
「やりたい」と感じた選手は行動に移します。

 

 

自分の信じる通りやってごらん。
ー 耳をすませば。映画内より

 

 

「今日のご飯は何がいい?」

「お寿司!」

「お寿司はダメよ」

「じゃあ、ハンバーグ食べに行こう!」

「この前、外食したばかりでしょ」

「んーじゃあラーメンは?」

「ラーメンはあんまり体に良くないからダメ」

「……..」

これであれば、
最初から聞かれないほうが良かった、と
子どもも感じてしまうかもしれません。

選択肢を与えているように見せかけて、
選択肢がない状況はより深刻です。

例えば、職場の上司の方から
「この資料、明日までに完成できる?」と、問いかけられたとします。

選択肢がある、とは
答えがYESでもNOでも良いということです。

けれど、この場合、
選択肢があるようですが、選択肢はありません。

「いえ、できません」と
答えたらきっと怒られてしまいます。

主体的な行動は、
安心感からはじまります。

「やってもいいし、やらなくてもいいよ。
どうしたい?」

選択肢を与えて、
子どもたち選手の行動を引き出しましょう。

 

 

◎まとめ

  1. 目の前の人に選択肢を与え、安心感を提供することが重要。
  2. 選択肢があると感じたとき、子どもたちは積極的な行動に移る。
  3. 選択肢を与える際は、本当に選択肢があるか確認することが必要。
  4. 相手の選択を尊重し、共感する姿勢が信頼関係を築く鍵。
  5. 主体的な行動は安心感から生まれ、選択肢を与えることがその出発点。

 

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