ミスや失点後の行動を決めておこう。


「試合で失点した」
「ミスしちゃいけないところで
 ミスをしてしまった」
「決めなきゃ行けない
 決定的な場面で外してしまった」
スポーツはミスがつきもの。

ミスを恐れていては、
チャレンジすることもできませんし、
ミスと上手につきあい、
気持ちを切り替えて、
取り返すことが大切です。

けれど、
いざ試合中に「切り替えろ!」
とベンチやチームメイトが叫んでも、
そうした練習をしていなければ
気持ちを切り替えるのに時間が
かかってしまうのは無理もありません。

僕たち大人が仕事で失敗し、
気持ちを切り替えることに
時間がかかるように、
子どもたち選手も
1つのミスに思いを巡らせ、
消極的になってしまうことは
よくあります。

子どもたち選手と一緒に
粘り強く目標を達成するために
オススメなのが、
条件と行動を組み合わせること。

ルーティーンともいいますね!

「失点したら、
 全員集まって円陣をつくり、
 前向きな気持ちに切り替える」

というように、
状況や手がかりと、
それに続く行動を予め決めておき、
ぶっつけ本番!でなく、
練習の時から実践する。

そうすることによって、
脳の中で条件と行動が
強く結びつきます。

ある研究では
テニス選手をたくさん集め、
次の試合で、
プレー中に不安や緊張を感じた場合に
どう対処するか?についての
計画を作成させたそうです。

「不安を感じたら気を落ち着かせて、
 これは試合ではなく、
 単なる練習だと考える」

「緊張していると思ったら、
 深呼吸をする」

その結果、
計画をつくった選手は、
つくらなかった選手に比べ、
次の試合でははるかに高い
パフォーマンスを見せたそうです。

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誰にとっても、
運のいいときと悪いときがあります。
ただ一般的に運がいいとされている人は、
運が悪いときに落ち込まずに
それを自覚して、さっと気持ちの切り替えが
できる人じゃないかしら
– 前田義子
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僕ら大人が「切り替えろ!」と言われて、
すぐに気持ちを切り替えられないように、
子どもたち選手も
切り替えるトレーニングが必要です。

「失点したら、
 どうやって気持ちを切り替えて
 目標を達成しようか?」

子どもたち選手と
「もし・・・したら」
の条件と行動を決め、
練習から気持ちを切り替える
トレーニングを積み重ねましょう。

>>>どのようにして気持ちを切り替えていますか?

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