選手の表現力アップは「言葉」の選択肢を増やすことから。

選手にとって、
頭の中にあるイメージを身体を使って表現する、
「プレーの表現力」も大切ですが、

コミュニケーションの中で
自分の考えを伝える「表現力」もとても重要です。

どんな言葉を選び、
どんな言葉を使うのか。

丁寧な言葉づかいで綺麗な人だな。
言葉遣いが荒くて、ちょっと信用できなそう。

など、
僕らは無意識ながらも
相手の言葉づかいに意識を傾けます。

話す言葉は、
その人の人格や品格を現しますので、

子どもたち選手も
どんな言葉を使うのかによって、
チームメイトとの、
信頼関係を向上させることもできれば、
信頼を失ってしまうこともあります。

言葉を「選択する」ためには、
言葉の集まり(語彙)を知ることが必要です。

「やばい」
「かわいい」
「まじ」
「うざい」

少ない語彙で表現することは便利ですし、
言いたいこともなんとなくわかります。

仲間内で「共通言語」を作ることで、
結束力が高まることもありますが、

細かいニュアンスが分からないと
お互いの考え方の違いに気づけず、
必要のない衝突を生み出してしまうかもしれません。


より多くの語彙を身につけることは
手持ちの絵の具が増えるようなものです。
8色の絵の具で描かれた絵画と200色の絵の具で描かれた絵画、
どちらの絵が色彩豊かで美しいか?
語彙力を身につけることは、
いままで8色でしか表現できなかった世界が、
200色で表現できるようになるということなのです。
ー 斎藤孝

語彙力をあげるポイントは2つ。

・インプット
・アウトプット

本や映画、テレビを使って、
言葉をインプットすることができます。

特に本は映像と違い、
言葉だけで表現しなくてはいけない分、
より言葉の力を感じることができます。

インプットしたものは、
アウトプットして自分のものにしましょう。

お金とおなじで持っているだけでは、
何も価値を発揮しません。

映画を観たらその感想を伝えてみる。

そこから出てくる言葉が
「やばい」「すごい」だけでは、
ちょっと悲しいですから、

「どんなふうに?」
問いかけてみるのがオススメです。

僕らの「思考」は
頭の中で言葉を使って行われます。
言葉を知ることで思考も豊かになります。

言葉の選択肢を広げ、
相手に伝わる言葉を選びましょう。

 

 

 

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