集中力アップの秘訣!子どものやる気を引き出す方法

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ある女の子が勉強中に音楽を聴いていたため、お母さんに怒られて家出してしまいました。

この記事は、彼女のやる気ポイントが音楽であることを理解してくれなかったお母さんとの対立を描きながら、
子どもたちが集中して取り組むための環境を大切にすることの大切さを伝えています。

羽生善治氏の名言にもあるように、集中力を持つ子どもを育てるには、好きなことや興味を持てることを見つけることが重要です。

子どもたちに対して、大人が知っている「常識」にとらわれず、個々の環境を尊重し、
やる気と集中力を高めるために最適な環境を創り上げることが必要です。

 

 

「家出してきたの。」

1人でいる理由を訊ねると、
お母さんに怒られて飛び出してきたそう。

なんでも、
勉強中に音楽を聴いていたことが
お母さんとしては気に障ったようで、
教科書全てを捨てられてしまったそうです。

「もう、お母さんなんて嫌い」

そういいながらも
ちょっと寂しそうな顔つきの女の子。

それもそのはず、
彼女のやる気ポイントは
その「音楽」にあったため、
「お母さんはわかってくれない」と、
肩を落としていました。

「私、音楽を聴きながらやった方が集中できるの!」

彼女は嵐が大好きで、
勉強中も嵐の音楽を聴きながらやると
やる気がアップするそうで、

この日も大好きな嵐を聞きながら
勉強していました。

けれど、
お母さんには理解してもらえず、

「音楽なんて聴いてないで
 集中しなさい!」

と、言われてしまったそうです。

どんなときに
子どもが集中して物事に取り組むのか、
どんなときにやる気が出て、
どんなことでやる気をなくすのかを
知ることがとても大切です。

確かに、
学校では音楽を聴きながら
勉強をすることは禁止されているかもしれません。

けれど、

「大好きな音楽を聴きながら勉強をする」

ことが、
彼女のやる気と集中力を
引き出しているのであれば、
頭ごなしに「ダメ」と伝えるのではなく、
お互いに歩み寄る方法もあるかもしれません。

集中力がある子に
育てようとするのではなく、
本当に好きなこと、
興味を持てること、
打ち込めるものが見つけられる環境を
与えてやることが大切だ。
ー羽生善治

彼女の将来の夢は
宇宙飛行士になること。

「このままではきっと受からないよ」

そう彼女は口にしていたものの、
最近行った「宇宙博」の話になると
目をキラキラさせて本当に楽しそうに話し始めました。

僕ら大人も
カフェのように賑やかな所の方が
集中できる人もいれば、

個室で何もなく、
音もできるだけ遮られている所の方が
集中できる人もいます。

立ったまま勉強した方が
集中できる子や、

机にイスではなく、
ソファに腰掛けてやった方が
集中できる子どもがいるように、

集中して取り組める環境は
人それぞれ。

僕ら大人が知っているいままでの
「常識」にあてはめすぎず、

子どもたちのやる気や
集中力が高まっている環境を知り、
その環境を大切にしましょう。

 

◎まとめ

  1. 子どもが集中して物事に取り組むためには、どのような環境が必要かを理解することが大切である。
  2. 「大好きな音楽を聴きながら勉強をする」ことが、子どものやる気と集中力を引き出すことがあるため、お互いに歩み寄る方法を模索することが望ましい。
  3. 集中して取り組める環境は、人それぞれであるため、僕ら大人が知っている「常識」にこだわりすぎず、子どもたちのやる気や集中力が高まっている環境を大切にすることが必要である。
  4. 子どもたちは、本当に好きなことや興味を持てること、打ち込めるものを見つけられる環境が与えられることが、集中力がある子どもに育つためには大切である。
  5. 子どもたちは、夢を追いかけるために、彼女のように好きなことに没頭できる環境を作ることが重要である。

 

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